『トロンボーンって人殺せんねんで』侑「はっ？」【宮侑】

第四十九話　B♭moll ページ50

貴方サイド


インハイが終わり、いつもの日常が戻る


私達吹奏楽部は県大会なども着々と進み、全国の切符を掴んだ。(色々省略してすみません)


それと同時に…


北川(2-2担任)「それでは、9月に控える体育祭についてや。この時間で、役員と出る種目について決めてまうで〜」


体育祭が迫っている。


青春の代表的なイベントやんな。


北川「まず、実行委員から決めたいねんけど、やりたい人挙手〜」



一同「(しーん)」


…まぁ、そうよな


あ「…はい、やります」


モブ男「え、俺もやろうかな…(ボソ)」


侑「む、じゃあ、俺もやります！」


北川「宮金髪と雲龍Aな、頑張りや〜」


侑あ「「はい/はーい」」


侑「って宮金髪てなんですかキタセン！」


北川先生はキタセン、の愛称で親しまれている


キタセン「え、金髪の宮、宮金髪やんか」


侑「ん〜違いないけども！」


ちゅーかみゃーつむ君、手挙げたとき、"じゃあ"て言うたやんな、バレるで。


実を言うと、私たちが付き合うとるんは周りは知らへん。


隠しとるわけとちゃうけどな。


まぁ、バレー部にはみゃーつむ君が言うとるんやろなぁ。



銀「なぁなぁAさん、なんの種目やるん？」


隣の席の銀島君。

ついこの間席替えをして、隣になったのだ。

みゃーつむ君が拗ねていた。


あ「うーん、まぁリレーは出たいな」


銀「Aさん足速いもんな〜」


あ「足だけや。他はあかん、ほんまにあかん」


読者の皆様、第十四話あたりを思い出してください。体育のサッカーを。((メタい


あ「あとはなんやろ、二人三脚とか障害物か…？周りに揶揄されたないし、直接的に運動能力に影響されん種目がええな、」


銀「はは、真剣やな、」


あ「そりゃあ…あ、綱引きええな」


銀「ほー、綱引きもええよな！侑は何すんのやろ」


あ「どうやろ、あんたらバレー部、運動能力高いしなんでもできるやんか」


銀「まぁ、せやなぁ。勉強できひんけどな、へへ」

ほんまええ人やね

君の笑顔かわいくて癒されるわ、ほんま

あ、浮気とちゃうからそんな見んといてや、みゃーつむ君


あ「…ん、決めたわ」

・軍対抗リレー
・二人三脚
・障害物
・綱引き
そして強制参加種目
・2年女子学年種目


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続編に行きます。体育祭編含めイチャイチャさせてやろう←
＊部対抗リレー、話数の問題でなくしました…すみません

この小説の続きへ→←第四十八話　F moll

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す