シンデレラの魔法 side天 ページ2
「．．．」
何も喋らず、ただひたすら歩いてる。
僕の最高の彼女の、Aと。
今日は、Aの誕生日だった。
午前中は撮影があったから、午後から二人で出かけるって約束した。
最初にランチを食べて、Aの行きたいお店にいって。
その後、僕のライブに招待して、ディナーを食べて．．．
最高の一日にするはずだった。
だけど、ライブ終わってから、Aが黙ったまんまで．．．
僕が何かしたんだろうか。
ライブが気にいらなかったのだろうか。
それとも、その前から？
天「ねえ、どうして喋ってくれないの？」
A「．．．」
ずっとこの調子。
君の笑顔が見たいのに．．．
しばらくして、僕は目的地についた。
A「．．．っ！」
そこは、綺麗なイルミネーションがある場所だった。雪の結晶が綺麗に輝いて、イルミネーションと共に僕たちをてらしている。
天「A」
僕はその光のなかで、彼女に赤い、小さな箱を差し出した。
天「誕生日おめでとう。」
彼女がゆっくりと箱を開けて、驚いた顔をする。
A「指輪．．．！」
僕が指輪を彼女の指に入れる。
天「生まれてきてくれてありがとう。これからもずっと一緒にいよう。」
A「．．．うん！」
涙を流しながらも笑うAを、僕はイルミネーションより綺麗だと思った。
帰りの電車で、僕は名前に聞いた。
天「なんで機嫌悪かったの？」
A「．．．嫉妬した。ファンの子に。」
すねた顔で君はそう言った。
A「でも、今までも当たり前だったから、こんな事言ったら重いし．．．」
天「そんなことないよ。．．．すごく可愛い。」
A「え？」
天「．．．何でもない。」
こんな幸せが、ずっと続くと思ってた。
でも．．．運命の歯車は、狂いはじめていた．．．
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ｋ - これからも頑張ってください！ (2018年5月25日 5時) (
レス) id: 8bfd6ea10c (このIDを非表示/違反報告)
ｋ - 続編すっごい楽しみです！リクエストもありがとうございます！ (2018年5月25日 5時) (レス) id: 8bfd6ea10c (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - でも、絶対書くので！リクエストありがとうございました！ (2018年5月24日 23時) (レス) id: 95a5a33deb (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - いつも読んでいただき、ありがとうございます！番外編ですが、新しい小説「その時まで、輝いていて」にあげたいと思います。なので、少し後になっちゃうかもです．．． (2018年5月24日 23時) (レス) id: 95a5a33deb (このIDを非表示/違反報告)
ｋ - リクエストです！デート、王様ゲームお願いします！ (2018年5月24日 4時) (レス) id: 8bfd6ea10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アップルパイ | 作成日時：2018年4月18日 15時
