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「彼氏っぽい」 ページ48







「なんだか昨日今日があっという間だったわね」




確かに、こうして学校につくと本当に時間があっという間に過ぎているんだなと感じる




「そろそろホームルーム始まるし教室向かいましょうか」

「そうだな」




「じゃぁまた昼休み」っとそれぞれクラスに向かう途中


クイッっと制服の裾がひっぱられる





「え、なに?」




パッと振り返るとそこには手招きする善逸の姿が




「耳貸して」




言われた通り善逸側に耳を傾ければ





「その髪型可愛い、似合ってるよ」っと告げ善逸はそのまま去って行ってしまった






「なっなに……もう…!」





昨日から善逸がすごく彼氏っぽい事をして来ている気がする



「Aー?どうかしたかー?」


「置いてくぞ!!」


「あぁうん、待ってー!!」





少し先を歩く炭次郎たちに駆け寄って開いた距離を縮める




「何かあったか?」

「べ、別に?」


「嬉しそうな匂いがするぞ??」


「気のせい!気のせいだから!!ほら、早く教室いこ!!」





誤魔化すように炭次郎たちの背中を押して教室に向かう




(ごめん炭次郎〜!でも炭次郎たちには言えないよ〜〜〜)




理解されない恋愛は叶わない恋の次に辛いものだ




「そう言えば今日はお弁当が無いから皆で購買に行かないとな」

「そうだね」


「俺様は昼休みに入ったらすぐに購買に向かうからな!」


「だからってフライングは駄目だよ??」




何てやり取りをしていれば



「お前ら席つけ〜〜!出欠とるぞー」





今日も一日が始まる





(今日はお兄ちゃんの授業ないのか〜つまんないな〜〜)




今日の授業のスケジュールを確認


出欠を取り終えればすぐに1時間目だ





今日は廊下か何かですれ違えれるといいな、なんて淡い期待を抱きながら私は授業の準備を始めるのだった





*





あれからいくつかの授業をこなし次の授業が終わればお昼休み




「次は美術ですね、カナヲ準備は出来た?」

「うん」


「善逸さん置いていきますよ」


「ちょ、いつも俺だけ冷たくない!?」




なんて会話を交わしながら美術室へ向かう俺達



「そういえば昔の宇髄先生みたから今日見た時笑っちゃいそう……」


「それは私も」


「あー、そうだね俺も」





ま、俺はそれだけじゃないけど





「お、我妻ちょうどいい所に」


「ゲッ」





目の前を通り過ぎた輩先生基宇髄先生は俺を見つけるなり、美術室準備室へ連行




「手伝え」っと笑顔で教材を手渡された

「髪の匂い」 ―宇髄side―→←「髪飾り」


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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 倉狩莉緒菜   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:倉狩莉緒菜 | 作成日時:2020年4月26日 16時

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