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「思い出の駅」 ページ35

それからはたわいもない話をしながら電車を降り、駅から徒歩10分の我が家へ歩き出す



「ここの駅栄えてるわね」

「色んなお店がある…」


「そうなんですよね、私の家駅からそんな離れてないので買い物とかすごく楽です」


「高級住宅街って感じ」


「そんな事ないと思うけど…」




まぁ私も両親が再婚してこっちに引っ越してきたときは、今の皆のような反応だった



昔はここのショッピングモールにお兄ちゃんとよく買い物に行ったし、遊びにも連れて行ってもらった




(懐かしいな……)



中学生の時もあまり(ここ)に遊びには来なかった

遊びに行こうとする友達もいなかったし


何よりこの周辺は





(お兄ちゃんとの思い出がいっぱいなんだもんな……)




「……」



「あ、次の角こっちです!」




皆も栄えている駅に夢中で若干迷子になりそうなので声をかけながら歩いてく





「はーい、着きましたよ〜」


「うわぁ…」


「おっきい家……」


「すごく立派な家だな」



「そう、かな??昔は四人で住んでから、これくらいが普通なのかと…まぁ入って!」



「「「おじゃまします」」」





「は〜〜玄関もひろーい!」


「綺麗に整頓されてるな!」


「まぁね
あ、私の部屋階段上がって左にまっすぐ行ったところだから、中で適当にくつろいでて!今飲み物を…」



「じゃぁ俺も手伝うよ」





すっと私の横に立つ善逸




「えっ、大丈夫だよ??」


「人数多いんだから重いでしょ、それくらい俺持つよ」




これは…何を言ってもダメそうだ




「わかった、ありがとう」


「じゃぁ俺たちは先に上がらせてもらうな??」


「うん!好きなところ座ってて!」




そういって炭治郎たちを見送る





(てかいつも部屋片づけててよかった〜!!!)



私のままがお掃除大好きだから家が綺麗に保たれているようなものだからなぁ






「えーっとコップと〜お菓子と〜」




カバンをソファーにおいて台所へ向かう




「俺何したらいい?」


「ぁー…じゃぁそこのグラスに氷入れてもらっていい?」


「ん」



人数分のグラスに氷を入れて昨夜作ったばかりの冷たいアイスティーを注ぐ






(あとはちょっとしたお菓子とー…)




ぎゅっ




「へ…?」





善逸に背中を向けた途端





「あ、あの…善逸……?」







善逸が後ろから私を抱き締めていた

「楽しいな」→←「満面の笑み」


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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 倉狩莉緒菜   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:倉狩莉緒菜 | 作成日時:2020年4月26日 16時

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