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「炭治郎とカナヲ」 ページ23

「んー…そうだな

お昼一緒に食べたり休日は一緒にどこかへ出かけたり…あとは携帯で連絡取り合って、時々電話したり……キスとか、そういうことをするかな」



なんて、少し照れながら色々教えてくれる炭治郎が少し可愛いと思った



(まっ、そんなもんよな…)




炭治郎がカナヲ先輩としてることは少女漫画でもよく出てくるありきたりなことだ

いや、それがいけないとかそういうわけじゃないけど


ていうかそれすらも私は今できてないわけだけど!!!!





(昨日今日でそんな急に変わったりしないか…)






「教えてくれてありがと」


「どうしたんだ?急に…もしかしてA、彼氏ができたのか!?」


「えっ!?!?」





あ〜〜〜っ いや急に聞かれたらそう思うか〜〜っっ






「えっと〜…ちょっと気になって……ほら!アオイ先輩と伊之助って結構一緒にいるイメージはあるけど、炭治郎とカナヲ先輩ってあんまり学校でも一緒にいない…よね?って…」




「そうか?? まぁ学年が違うからな…」


「まぁ…そうだよね」



「でもさっき言ったように会える時間は結構あるぞ?あ、ほら!カナヲ!!」


「炭治郎…!」


「おはようございます、カナヲ先輩」


「おはよう…」




カナヲ先輩は人見知りのようで、まだ私と会話をするとき少し恥ずかしそうにしている

それがまた可愛い



うん、カナヲ先輩可愛い




(正直私も男だったらカナヲ先輩に恋するわ…)




「炭治郎たちはこれから移動…?」


「あぁ!あ、ほらA」


「ん?」


「同じ学校だからこうしてたまに移動の時に会えるし、案外一緒にいることとか会えることってあるんだ」



「…どういうこと??」





訳が分からないカナヲ先輩は少し頭が困惑しているようで眉を下げて炭治郎を見ている





「さっきAからカナヲと俺が普段どういう感じであっているのかとか過ごし方の質問があって、ちょうど答えていたところだったんだ」


「そしたらちょうどカナヲ先輩がいたもので…急にすみません」


「ううん、それは大丈夫……A彼氏できたとか…?」


「いっいえ!そういうわけでは…!!ちょっと気になったもので…」

「まぁそういうことだったんだ。そろそろ行かないと遅刻してしまう、行こうA」




炭治郎に言われてスマホで時間をチェックするとかなり時間がギリギリだ




「ほんとだ…!」


「じゃぁカナヲ、またお昼で!」

「うん」


「失礼します!」








*

「頼まれごと」→←「特に変わりはなくて」


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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 倉狩莉緒菜   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:倉狩莉緒菜 | 作成日時:2020年4月26日 16時

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