クズの文豪

下校 ページ8

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『中也ー、帰ろー！』




中｢悪りぃ、俺今日日直｣



男｢何云ってるんだ莫迦中原！

俺がやっとくよ！早く帰れ｣




中｢ああ？｣




男｢ヒィッ！｣




『アハハっ…………』








『あっ！いっちゃん！』



樋｢A今から帰り？｣




『うん』




樋｢そっか、それじゃあ一緒に帰らない？

二年になってからあんまり一緒に帰らなくなっちゃったし｣




中｢悪りい！待たせた｣




『あっ、えっーと…………』




樋｢ああっ！最近は中也さんと帰ってるんだよね｣




『ごめんね』




樋｢ううん、気にしないで！

だって彼氏なんでしょ？優先しな？｣



『…………うん、ありがと』









男1｢いいよなー、中原は｣



男2｢まぁ中原もモテるからな

本当お似合いじゃね？｣



樋｢………………｣





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『中也さ、いつも牛乳飲んでるけど何で？』





中｢そりゃ手前、身長伸ばす為に決まってるじゃねーか｣





『あー、なるほど…………まぁ頑張れ』





中｢なんだ今の間は…………」




その時………




ｶﾞｼｯ




『ん？』





私の頭を誰かが掴んだ




？｢待て(人1)｣





この声は……………！







『お、お母さん』





国｢誰がお母さんだ！

貴様など産んだ覚えなどないわ！｣





この人は数学担当の国木田先生
生徒の間では何故か｢お母さん｣や｢ママ｣と呼ばれている



国｢貴様を呼び止めたのは、補習のことだ｣





『あー…………そういえば今日でしたね』






国｢全く、時間がないさっさと行くぞ｣





『えっ！？嘘でしょ！ちょ、中也ヘルプ！』




中｢遠回しに牛乳と身長を莫迦にした奴に

助ける義理はねーよ｣





『裏切り者ー！！チビ帽子！』






その後私は国木田ママに連れらね


みっちり補習をさせられるのであった。

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