赤く染まりて/kn ページ12
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吸血鬼パロ美味しいッ！(knさん風)
街を歩く
時々吹く風は何故か恐怖心を煽っていた
ぐっと鉄の塊を持つ手に力が入る、鉄の塊と言うか銃なのだが
最近世間を騒がす吸血鬼
人の血。それも女の人の血を好み血を吸い尽くす人ならざるもの
そんな化け物が多く出現し、それに怯える街の人々は教会へ押し寄せ退治してくれ！と懇願した
この事態を重く受け止めた神父様は私達シスターや修道士に吸血鬼討伐を命じた
｢ふぅー…今日は平和ですね。今日は大丈夫そうです！｣
街の巡回を始めたが今日は吸血鬼は現れず、私はほっと胸を撫で下ろす
もうこのまま現れて欲しくないのだが
たとえ吸血鬼の討伐とはいえ生きるものの命を奪う行為に私は躊躇いを持っていた
初めて撃ち殺した時、私は呆然としてしまった
目の前が赤に染まっていくのに私は耐えられなかったのを覚えている
｢こんなこと考えていてはいけませんね…とりあえず教会に戻り神父様に報告しましょう｣
私は頭を振り教会へ戻った
大きな扉を開ける
しかし中はいつもとは違う光景が広がっていた
沢山のシスターと修道士が倒れて床が赤で染まっていた
1番奥では神父様が十字架を握ったまま倒れていた
｢…！し、神父様ッ！何が！何があったの！｣
私は急いで神父様の元へ駆け寄る
体に触れれば神父様は冷たくなっていた
｢そ、そんな…！なんで…！誰がこんなことを…！｣
すると大きな笑い声が教会内に響き渡る
声のする方を向けばステンドグラスの前で笑う金の髪を持つ男がこちらを見ていた。目は血に染められたような赤
｢お前生き残りか？ここにおる女の血は全員飲んだはずやけどなぁ？｣
間違いない。吸血鬼だ
けらけら笑いながら吸血鬼は｢ここの女の血はそない美味なかったわ。残念｣と言い、動かない神父様を踏みつけた
｢…ッ！｣
ふつふつと湧き上がる怒り
私はあれ程までに人の命を奪う行為を躊躇っていた筈なのに、初めて今目の前にいる奴を殺したい。そう思った
どれ程までに人を馬鹿にすれば済むのか
怒りを込め奴を睨めば｢何やねんお前。ふっ！殺意出とんなぁ！？やるか？！｣とこちらに向かって来た
私は銃を構え、向かってくるそいつに標的を合わせようとする
しかし化け物。人間よりも身体能力が高い
私が撃つ前に蹴り飛ばされ銃は手から離れ飛んでしまった
｢くそっ…！｣
｢シスターの癖に口悪いのぉ！｣
私の腹に蹴りが入り私は後方に吹き飛ばされた
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くずもち(プロフ) - 水菜@田ろちゃんの夫@(大体)同い年卍同盟さん» ｷﾞｬｯ！！！アホ晒してるぅ！！！ありがとうございます！！修正します！！！ (2020年6月11日 20時) (
レス) id: ce460f961d (このIDを非表示/違反報告)
水菜@田ろちゃんの夫@(大体)同い年卍同盟(プロフ) - コメ失礼しまーす！花吐き病の「自身が思っていること」が「自信が思っていること」になってます…。迷惑だったらすいません。 (2020年6月11日 19時) (レス) id: 5de05f52db (このIDを非表示/違反報告)
ディスペア(プロフ) - 了解しました。ありがとうございます! (2020年5月16日 19時) (レス) id: 5646c995e2 (このIDを非表示/違反報告)
くずもち(プロフ) - ディスペアさん» いつも読んでくださってありがとうございます！申し訳ないですがzmさんのお話は一応これで一区切りなんです…分かりにくくて申し訳ないです…もしこの続き書けそうであれば書きますので…本当に申し訳ないです… (2020年5月16日 18時) (レス) id: ce460f961d (このIDを非表示/違反報告)
ディスペア(プロフ) - 1話から読ませてもらってます！zmさんの続編って非公開になってません？間違ってたらすいません (2020年5月15日 18時) (レス) id: 5646c995e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くずもち x他1人 | 作者ホームページ：http://やり方分かんない
作成日時：2020年5月12日 8時
