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「つーか、お前よく気付いたな。」
「ん？……あぁ、ジョンくんが困惑してたからな。俺だけじゃ無理。」
ロナルドはヤケクソポールダンス風圧マッハを披露した後に、なんとか疲労を落ち着けた所でそう聞いた。
ドラルクさんも同意なのか、うんうんと首を頷く。
「強いて言うなら、ドラルクさんの匂いじゃなかったかな〜……あとロナルドの拳避けてたし。あと俺催眠効きにくいから、多分それも。」
「というか、催眠効かなくても自らビキニ着ようとするんじゃないよ。」
ドラルクさんはため息を吐いた。
「だって皆ビキニ着てるから…。あの後マイクロビキニがビキニくれた。」
「貰うなよ！！！おま、お前は自分を大事にしろ！！」
ロナルドは全身でそう諭した。おまいうなんだが。なんだそのポールダンス衣装、たわわな腹筋が羨ましいことこの上ない。
「シンヨコでそれはむりだろ。」
「一理あるな。いやむしろ五千理くらいある。」
「ヌー…。」
ジョンくんもどこか遠い目をしていた。
「あ、そういえば実家の文献。ちょうどいいし、御真祖様に聞いてみるか。」
「良いんですか！キャー！ドラルク様畏怖ー！」
「安いお立てに乗ってやろう、ジョンを見ていてくれたお礼も兼ねて。ということでお父様、よろしくお願いします。」
「パ、パパ頑張るね……。」
「テメェ親父さんに丸投げするなや！！」
お父様、と呼ばれた白髪の方の元へ移ったドラルクさんに、ロナルドは拳を飛ばした。
「ドラルクーーッッ！！ポール貴様なにをする！」
続く
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作者名：404 | 作成日時：2023年9月25日 17時
