48話、来たのは ページ49
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「……ど…どうしよぅ…」
今にも泣きそうな顔で、鳥さんに乗る私。
鳥さんに乗っている理由は、今誰とも会いたくなくて丁度空を飛んでいた鳥さんに乗せてもらったのだ。
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「…クザンくんに…あんな風に…」
ひどい事しちゃった…
心配してくれたクザンくんの手をはじいちゃった…
「…ッ」
私の心の中は罪悪感でいっぱいだった。
クザンくんどんな顔してたのかな…
どう思ったかな…
私のこと…
嫌いになったかな…?
そう思った時、顔を真っ青になった。
「…そ、んなの……ッ…やだ…」
そして声と同時に涙が溢れだした。
クザンくんに…嫌われたくない…!
ぼろぼろ零れ落ちる涙。
そして私は子供のように大声で泣いた。
鳥さんは気を使ってくれて、声が聞かれないように空高く飛んでくれた。
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・
・
「ありがとうね、鳥さん…」
優しく微笑み、そういう。
鳥『あァ、いいんだよッ!
Aはもう大丈夫なのか?』
「うん。もう大丈夫…本当にありがと」
鳥さんを撫でながらお礼をいうと、鳥さんはニコっと笑い、私の頬にスリッとしてまた大空へ羽ばたいて行った。
大きく手を振りながら鳥さんが見えなくなるまで「バイバイ」と言い続けた。
「………」
そして、鳥さんが見えなくなり、降り続けた手をゆっくりとさげる。
くるりと振り返る。
私がついた島。
それは
シャボンディ諸島だった
「…………ここに…
…来ちゃうなんてな…」
島を大きく見渡す。
この島で思い出すのはただ一人
「………もー…何でか
………ここに来ちゃったんだよね……」
そう鳥さんにここに頼んだのは私。
何でだろう…何故か……
そう口が動いた。
鳥『何処か行きてーとこはあるか?』
そう聞かれた時
「…………シャボンディ諸島…」
って…口が動いた。
何でか行きたくなった。
ここは私とクザンくんの初デートの場所。
告白してくれた場所。
ここは思い出がいっぱいある。
今私はロビンさんのことで不安で溢れてる。
だから、私のことが好きなクザンくんを思い出したかったのかもしれない。
「……はぁ…バカだな…私…」
そう思いながらも私は重い足取りで島の中へ足を進めた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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あずきいろ
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8
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西 - この方角に福があるはずです
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ドンペリ - ひなさん» はい!!がんばってください!! (2013年10月29日 21時) (レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ドンペリさん» ありがとうございます!頑張ってみます!! (2013年10月29日 18時) (レス) id: 955b2bdb11 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - ひなさん» いやいや、私も最初はひどかったですよ!やっていくうちにわかってきますよ!!(^∀^) (2013年10月29日 13時) (レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ドンペリさん» ドンペリさんは、凄いですね僕小説書き始めたけど変で.... (2013年10月28日 19時) (レス) id: 955b2bdb11 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - 縷々さん» クザンかっこいいですよね!!めっちゃ好きです…(^∀^)更新頑張ります!! (2013年10月21日 7時) (レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドンペリ | 作成日時:2013年8月2日 10時