38話、大好きはダメ ページ39
「んんんんーんっ、んーんんんー?」※訳(クザンくーんっ、どーしたのー?)
口を塞がれたから、上手く喋れないの…
後ろから抱きしめられている私。
上をみれば、クザンくんが少し拗ねた顔をしていた。
クザン「…おっと、喋りにくかった?ごめんごめん…」
「ぷはっ!
ううん、大丈夫っ。
…だけど……クザンくん…どうしたの…?怒ってる…?」
口に当てていた手は外して貰ったけど、抱き締めるのはやめなかった。
そして、私がそう聞くとクザンくんはまたちょっと拗ねた顔をした。
クザン「…どー見えるよ…」
「………怒ってるように見える…」
クザン「……その理由は…?」
「……わかんない…」
そう言うと、クザンくんは小さく溜息をはいた。
私は、何で怒ってるのかなんて全くわからない。
だって、殿のところに行くまではすっごく仲良かったのに…
上を向きながら首を傾げ
「……何で…?」
そう聞いてみると、クザンくんは私をギュッとした。
てか、ちょっと上向くの辛いな…
クザン「……コビー達に最後さァ…なんて言おうとしたのよ…」
「え?最後…??」
んー?
と考えるポーズをとって悩む。
なんて言おうとしたっけ?
考える私をおいて、クザンくんはすぐに答えを言ってしまった。
クザン「……大好きって言おうとしたでしょーが…」
「え…、あ、あぁ…うん、」
クザン「…あぁ、うんって……
…Aちゃんはおれ以外の奴にそんな事言っちゃうのかァ…」
さっきよりももっと拗ねてきた様子のクザンくん。
「えっ、ごめんごめん!!
で…でも…、クザンくんとの好きとは違うんだよ…?
………許して…?」
何とか機嫌を直そうと
上目遣いandギュッ
をしてみる。
困った時はこれをしろってボルさんに言われたんだ…
でも、こんなの効くのかなぁ…
クザン「……許す…////」
効いた!!
効果は抜群のようだ!!
顔を真っ赤にしたクザンくん。
可愛い…*
でも、そんな思いはすぐに消えた。
真っ赤な顔だったクザンくんは、突然挑発的に笑った。
クザン「…だが
じゃあよ〜、Aちゃん。
おれが他の女の子に好きって言ってもいいのか?」
そういいニタァと笑って私を見た。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ドンペリ - ひなさん» はい!!がんばってください!! (2013年10月29日 21時) (
レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ドンペリさん» ありがとうございます!頑張ってみます!! (2013年10月29日 18時) (レス) id: 955b2bdb11 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - ひなさん» いやいや、私も最初はひどかったですよ!やっていくうちにわかってきますよ!!(＾∀＾) (2013年10月29日 13時) (レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ドンペリさん» ドンペリさんは、凄いですね僕小説書き始めたけど変で.... (2013年10月28日 19時) (レス) id: 955b2bdb11 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - 縷々さん» クザンかっこいいですよね!!めっちゃ好きです…(＾∀＾)更新頑張ります!! (2013年10月21日 7時) (レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年8月2日 10時
