18話、クザンくん参上 ページ19
そして、近くにあった椅子に誘導し、座らせる。
「…大丈夫…?」
クザン「は、ははっ…大丈夫だ…これくらっ…ぉぇ…」
「ぜ、全然大丈夫じゃないよ!?」
やばい…完全にノックアウトだ!!
私は、ただ背中をさするだけで、何もできずに焦っていた。
「…な、何か…すること……
あっ!飲み物!飲み物買ってくるよ!!」
そう言って、勢いよく椅子から立ち上がる。
クザン「えっ!…い、いいから…ここにいなさいって…!Aちゃん、待っt((うっ…!」
クザンくんのためにと、その一心で私は駆け出した。
「…ん〜……何処かに…
あった!」
少し探すと、自販機が一台あった。
そして、その自販機でお茶を1本買う。
「早く持って行かなきゃ!」
そう思い、戻ろうとした時。
男「お姉さ〜ん!可愛いねェ!」
男2「ちょっと、おれたちと遊ばない?」
男3「おいおい、怖がらせんなよっ!すいませんねェ〜」
「…ぇ…」
突然、男三人組に話しかけられた。
三人とも何だかニヤニヤして気持ちが悪い…
てか…やばい…男の人……無理…
「…ぁ……ゃ…」
男「えっ!?何々?!ちょっ、マジで可愛いんだけどー!!」
男3「おい、だから怖いんだって、お前がっ!!ギャハハハハ!!」
男2「おめェ2人ともだよ!!」
…周りの植物や虫さん達に助けを求めようとしても、怖くて声が出ない。
逃げたくても足が動かない。
どうしよう…本当に怖い……
男2「なァなァ!いい!?おれたちと遊ぼーぜ!!なっ!?」
「……ぃ…ぃゃ…」
目の前が涙で歪む。
男達は、私が泣き泣きになっているのを見て、また笑い、私に触れようと手を伸ばしてきた。
…いやっ!!
「……く…ざ…くん…」
クザンくんの名前を呟く。
その瞬間。
クザン「…ちょっと、ちょっとォ…
…何してんだよ、おめェ等…」
男達が伸ばしてきた手をクザンくんが止め、私をかばうように立った。
そして、クザンくんは男の腕をぐっと握った。
男「いって!!!は、離せよ!!!」
その男が痛がるとクザンくんは、ぱっと腕を離してやった。
「………くざ、ん…くん……!」
クザンくんの背中にしがみつく。
クザン「…だから待てって言ったでしょォが…」
そう言って、私の頭にぽんぽんと撫でた。
それがまた安心して、さっきまで泣くもんかって思って、止めていた涙が一気に流れ落ちた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ドンペリ - ひなさん» はい!!がんばってください!! (2013年10月29日 21時) (
レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ドンペリさん» ありがとうございます!頑張ってみます!! (2013年10月29日 18時) (レス) id: 955b2bdb11 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - ひなさん» いやいや、私も最初はひどかったですよ!やっていくうちにわかってきますよ!!(＾∀＾) (2013年10月29日 13時) (レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ドンペリさん» ドンペリさんは、凄いですね僕小説書き始めたけど変で.... (2013年10月28日 19時) (レス) id: 955b2bdb11 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - 縷々さん» クザンかっこいいですよね!!めっちゃ好きです…(＾∀＾)更新頑張ります!! (2013年10月21日 7時) (レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年8月2日 10時
