16話、照れ合い ページ17
一度気持ちを入れ替えようと、頬をパンっと叩く。
そして気合を入れ直すと、静かになっていたクザンさんが
クザン「……それでさァ…Aちゃん…」
と小さくつぶやいた。
何だか真剣なトーンだったから
「…はい」
と、私も真剣なトーンで返した。
クザン「…さっきの話…どうだ?」
「…さっきの…話って……彼女って…話ですよ、ね…?///」
クザン「…おー…」
「……そんなこと…いいんですか…?」
クザン「おれが頼んでるんだからいいに決まってるじゃない…」
「……えっと……じゃあ…
…お願いします…///」
クザン「!!…あァ…」
「……あの…ど、どうすれば…」
私が質問すると、クザンさんは「ん〜…」と唸り始めた。
クザン「…まァ、普通にタメ口でクザン“さん”をやめてみてばいいんじゃないの?」
「…け、敬語と…さん付けを…やめるぅ…ですか…?」
クザン「そうそう。ガープさんやヒナに対するような感じで」
「えぇ!?…おじいちゃんやお嬢みたいに接すればいいんですか?」
クザン「あっ、敬語っ」
「うわっ!す、すいま……敬語使っちゃいますね…」
クザン「頑張ろーじゃないのォ」
「うぅ〜、はい!」
そして、私達の過酷な訓練は始まt((らなくて…
「…さん付けがダメなら…なんて呼べばいいですか?」
クザン「…うん〜…、クザン、とか?」
思いついたように言うクザンさん。
でも、呼び捨てなんて絶対に無理な私は
「よ、呼び捨てですか?!む、無理ですよぉ!!」
思いっきり拒否してしまった。
しかも、敬語で…
クザン「え〜…じゃあ……」
「……あっ…あの…」
クザン「思い付いたの?」
「…ま、まぁ……えっと…
…クザン…くん…は…?///」
クザン「!!!……/////」
最後の方は、どんどん声が小さくなりつつも、頑張って言った。
恥ずかしすぎる…!!
そして、クザンさんの返事を待つと
クザン「……うん…オッケー…///」
そう言って、後ろは振り向かずに親指を立ててグッとし、私に見せた。
「お、おぉ…!よかった…です…////」
クザン「……そうだなァ…///」
「……///」
クザン「……///」
何故かお互い照れてしまった。
私は黙り込んで、クザンさんは頭をかいたり、頬をかいたり、ずっとそわそわしたり…
それが、シャボンディ諸島までずっと続きました…
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 282人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ドンペリ - ひなさん» はい!!がんばってください!! (2013年10月29日 21時) (
レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ドンペリさん» ありがとうございます!頑張ってみます!! (2013年10月29日 18時) (レス) id: 955b2bdb11 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - ひなさん» いやいや、私も最初はひどかったですよ!やっていくうちにわかってきますよ!!(＾∀＾) (2013年10月29日 13時) (レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ドンペリさん» ドンペリさんは、凄いですね僕小説書き始めたけど変で.... (2013年10月28日 19時) (レス) id: 955b2bdb11 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - 縷々さん» クザンかっこいいですよね!!めっちゃ好きです…(＾∀＾)更新頑張ります!! (2013年10月21日 7時) (レス) id: 168f10ac90 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年8月2日 10時
