真実 ページ19
A「!!!?殺したのは、私じゃ………」
「アイツらの言う仲間の命を奪ったのは、例の特効薬だ。お前がオレの為に作った、な」
A「服用の方法を誤ると、猛毒になるという………？」
「そうだ。その特効薬は、お前にしか扱えない。……アイツらはそう考えて、犯人はお前だと思い込んだ。
だが、薬を持ち出すコトぐらい、オレにだって出来る」
A「!!!!」
「簡単だった。お前が寝てる間に盗んで、その薬を適当に飲ますだけで良かったんだからよ」
船長は笑いながら、さらに続けた。
「翌日は大騒ぎだった。皆がお前を疑って……
手をあげるヤツもいた。ソイツらは、追々順番に殺していったがな。だから、皆お前に手をあげるのは止めたよ。
そして、それもお前の仕業だと思い、お前に近寄らなくなった。
オレだけは、お前を避けなかった。ただ、隣に寄り添ったさ。
そのうち、お前がオレに助けを求めるモノだと思ってたから」
ま、まさか……
A「私があなたに助けを求めて、私があなたを必要とさせる為に………？」
「………そうさ。なのに、お前はオレに助けを求めず、船から逃げ出した。
そんなコト、もうさせないから」
私の体に絡みつく、船長の腕を
私は今までにないほど、拒絶した。
A「イヤ!!!離してｪ!!!!!」
船長の腕に自分の爪を食い込ませた。
「痛ｪｯ!!!」
船長の力が緩んだその隙に、船長を突き飛ばし、私は逃げ出した。
「何しやがるんだ!!!!!待てや、クソ女ｧ!!!」
船長が後ろから追いかけてくる。
私は恐怖で、泣きながらも必死に逃げた。
・
・
・
走ってるうちに外に出られた。
「許さねｪぞｯｯ!!!!オレから離れるなんて!!!!!
……ほら、戻ってくれば何もしない。おいで」
私は、船の手すりに足をかけた。
「……今、逃げれば、まず、お前の目を見えなくしてやるぞ」
トーンが下がり、一瞬動きを止めた。
でも
A「私は、白ひげ海賊団の一員なのでｯｯ!!!」
私は船から飛び降りた。
・
・
でも、海の冷たい水の感覚はなく
代わりに、誰かに抱き抱えられたような温もりに包まれた。
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†ハヅキ†(プロフ) - けいおんさん» そうですね………。正直、作者もあまり決めてないんですが、楽しみにしててください。 (2014年9月21日 11時) (
レス) id: d7400ff1f1 (このIDを非表示/違反報告)
けいおん - 主人公が天竜人だったなんて… コレから白ひげ海賊団がどうするのか気になります (2014年9月13日 18時) (レス) id: 626c953d53 (このIDを非表示/違反報告)
†ハヅキ†(プロフ) - けいおんさん» いつもコメありがとうございます。更新頑張ります!!! (2014年9月13日 13時) (レス) id: d7400ff1f1 (このIDを非表示/違反報告)
けいおん - 何時も更新楽しみです (2014年9月13日 12時) (レス) id: 67bfe8285e (このIDを非表示/違反報告)
†ハヅキ†(プロフ) - けいおんさん» ありがとうございます!!更新頑張ります(∀) (2014年9月11日 21時) (レス) id: d7400ff1f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†ハヅキ† | 作成日時：2014年8月28日 14時
