検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:25,299 hit

秘密の恋*14* ページ15

午後からの授業なんて、これっぽっちも頭に入らず...








ただただ、時間だけが過ぎた。


















そして、さらに家で









長太郎「A...やっぱり、明日から起こさなくて良いからね」









A「えっ...」









長太郎「今までありがとね」









自分の部屋に入っていき、閉められた扉を私は呆然と見つめる。









確実に、ちょたは私と距離を置こうとしているのを感じ...ズキンと胸が痛んだ。

















 









それから数日が経った頃。









日吉「おい。HR終わったぞ。...いつまでアホ面で席に座ってる気だ」









A「ん...」









放課後、いつもの嫌味たらしい日吉君の言葉に突っ込む気力も無く、ノソノソと立ち上がる。









日吉「...お前、熱でもあんのか?」









A「熱...?まさか...」









先程まで普通だったし。









けど、日吉君の目付きが鋭いものに変わり









日吉「...............







面倒をかけるな。...さっさと保健室に行くぞ」









私の腕を掴み、スタスタと歩き出した。


















歩くうちに、気だるさと頭痛は酷いものに変わっていく。









A「はぁっ...待って...」








日吉「!!」








視界がぐらつき、私は日吉君に倒れ込んだ。









日吉「なっ...!?







...ったく...自分の体調ぐらい、把握しとけって」









そこから意識は朦朧としていて良く分からない。








ただ、分かったのは



















地面から体が浮いた事と、








日吉君が息を切らすのを間近で聞こえた事ぐらいだ。

秘密の恋*15*→←秘密の恋*13*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
設定タグ:テニプリ , 鳳長太郎 , 純愛   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

らんなあ - 面白かったー。良かったらもっと作成してほしいです。 (2020年4月20日 17時) (レス) id: aab03e3535 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:†ハヅキ† | 作成日時:2019年4月16日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。