狂気の恋*２４* ページ25
忍足「兄ちゃん。
...怪我しとうなかったら、さっさと消えや」
長い髪を後ろで括り、さらに色気を増した侑士が目の前にいて
私は頭が真っ白になった。
「はぁ？誰だよ、お前」
・
忍足「Aの、初めての男や」
その艶やかな微笑みに、男の先輩も息をのむ。
忍足「兄ちゃん。
...よう、人の女に手ぇ出しよったな...」
フッと笑みは消え
忍足「...一生眠っとくか？」
ドスの利いた声で言われ、あからさまにビビった先輩はスッと私から手を離した。
「な、何なんだよっ...」
案外あっさりと身を引いた先輩は、スタスタとここから立ち去っていき
私は、侑士と２人きりとなった。
・
忍足「...あぁ...俺が側におらん間に、変な
目の前の侑士に、まだ実感が沸かない私を差し置き
侑士は、私を肩に担ぎ上げた。
A「っ！？な、何っ...！？」
忍足「外やったら風邪引いてまうわ」
相変わらず強引だが、ちょっとした気配りも昔からあった。
だが
A「恥ずかしいから下ろして...」
人が通ったら、ちょっと辛い。
忍足「...なら、逃げたらアカンで」
・
・
２人でホテルにやって来て、部屋に入るなり
忍足「Aっ...」
扉に背中を打ち付け、勢いよく来る侑士からのキスを受け入れた。
１０年間待ち望んだ、侑士の腕の中。
もしかしたらもう２度と会えないかも、と諦めかけた時もあって...今、この瞬間に私は感激していて。
侑士の首に手を回し、彼の唇に食らいつく。
忍足「はぁっ...」
キスを続けながら、私の服を脱がしていく侑士。
A「んふっ.....」
まだ入り口だというのに...下着まで全て外れ
ベットに行く間もなく、床に押し倒されて体を弄り回される。
A「あっ！んっ...」
先程の気持ち悪い記憶はすぐに塗り替えられ、快感が押し寄せた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
銀髪ピアス☆エクスタにゃんこ(プロフ) - いつもテニプリ作品読まさせて頂いてます！今回最終話驚きの展開でしたが、最初から最後までとても面白かったです☆完結まで、ありがとうございました！鳳くんのお話の続きも、楽しみにしております！ (2019年6月10日 21時) (
レス) id: bd6243fd17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：†ハヅキ† | 作成日時：2019年4月16日 20時
