来店 御剣side ページ10
4日後の昼。
現在抱えてる事件がないので、十分昼休憩がとれそうだった。
珍しく長めにとれる休憩をどう過ごすか考えた時
4日前に会った、あの女性を思い出し、再び【ひだまり】と書かれた喫茶店に足を運んだ。
忘れられてないだろうか...。
若干、そんな不安を抱えながら扉を開けた。
「いらっしゃいませ」
店に入ると、あの女性が笑顔で出迎えてくれた。
御剣「......覚えているだろうか？」
「‼」
警戒心を感じさせない反応を見て、少し安堵するも、一応、確認してみる。
「も、もちろんです‼‼」
覚えられてるのが分かると、私も心置きなく、席に座り一服する。
「あの...何にしましょうか？」
そして、注文を聞かれる。
御剣「そうだな...
紅茶をお願いしたい」
「紅茶、ですね...」
何となく歯切れが悪いのが、少し気になったが、女性は丁寧にお辞儀をし、奥へと入っていった。
何気なく、店内を見渡す。
テーブルとイスはどれも木製。
時計は昔がらの古時計。
端には観葉植物。
今時の派手な物は一切なく、私のような人間にはかなり落ち着ける空間だった。
「お待たせいたしました」
女性が、頼んでいた紅茶を持ってきた。
御剣「ム。...良い香りだ...。これは、【アールグレイ】か？」
「はい、そうです！飲む前によく分かりましたね！」
女性は驚いた様子で言う。
御剣「紅茶はよく飲むもんでな。...このクッキーは？」
私は、頼んでない筈のクッキーが一緒に置かれてるのが不思議だった。
「こちらもサービスです。アールグレイによく合う、店長特製のクッキーになります」
こんなにサービスしてもらって、良いものだろうか...。
そう思いつつ、クッキーを口に運ぶ。
御剣「ん...そうだな。この紅茶と相性いいようだ」
普段はクッキーなどあまり好んで食べないが、ここのなら、好物になりそうだ。
そして、残りのクッキーも口に運んだ。
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†ハヅキ†(プロフ) - 2代目榎田さん» 遅くなりました！コメありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2018年5月12日 22時) (
レス) id: 7826898a68 (このIDを非表示/違反報告)
2代目榎田 - 最高です！萌え萌えキュン (2018年5月7日 22時) (レス) id: 180480687c (このIDを非表示/違反報告)
2代目榎田 - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2018年5月6日 19時) (レス) id: 180480687c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†ハヅキ† | 作成日時：2017年7月8日 14時
