上陸 サンジside ページ12
彼女の話を聞いていくと、どうも聞き慣れない言葉が出てくる。
そして、海賊の存在を疑っていた。
その言葉通り、彼女は住む世界が違うからだとしか、考えられなかった。
・
・
俺は、彼女が元の世界に帰れるまで、ここに置こうと提案した。
ルフィも、皆も反対はしなかったが...
「いや、近くの島で下ろせ」
彼女...アカガミちゃんは、そう言った。
サンジ「⁉アカガミちゃん⁉」
「お前らの世話には、ならねｪよ。
仲間ごっこに、興味ない」
彼女から聞いた中で、１番冷めた言葉だった。
そして、同時に
壁を感じた。
いや...
鎖を何重にも巻かれ、南京錠で鍵をかけられた重い扉のような、簡単には壊れないもの。
ゾロ「...いいんじゃねｪか？無理に乗せとく必要ねｪだろ。本人の自由だ」
サンジ「いや、でもな...」
ゾロ「...それに、海賊の仲間になるより、普通の村人でいた方が安全でいいだろ」
サンジ「‼」
確かに、彼女を思うなら...海賊船になんて、乗せるモンじゃない。
悔しいが...クソマリモの言う事に、俺は、何も言い返せなかった。
・
・
結局、アカガミちゃんをを船から降ろす事になった。
近くの島に着き、アカガミちゃんが、地上に降りる。
「じゃ」
こちらを向き、笑うわけでもなく、無表情で淡々とそれだけを言い、さっさと村の方へ歩いていく。
ルフィ「んだよー...折角仲間が増えたと思ったのによー...」
ナミ「仕方ないわよ。ゾロの言う通り、本人の意思なしで、海賊船には乗せられないわ」
ウソップ「にしても...絡みにくい女だったな。話しかけると睨まれそうで...」
フランキー「かなりの【人嫌い】みたいだな」
チョッパー「...この村で無事に過ごせるといいな‼」
サンジ「..................。」
心の中のモヤモヤが、広がるばかりだった。
煙草を取り出して、気を紛らそうとしても
・
・
頭から君が離れてくれない。
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†ハヅキ†(プロフ) - 正さん» そうですね。作者もあの父親は嫌です。サンジ可哀想ですね (2017年8月3日 21時) (
レス) id: 7826898a68 (このIDを非表示/違反報告)
正 - †ハヅキ†さん» ビスケットが出ましたな！！！アニメで！！！！本当にサンジの父親はムカつきますな！！！ (2017年8月2日 18時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
†ハヅキ†(プロフ) - スイショウさん» そうそう、ミラミラの実出ましたね。ネーミングが一緒で笑ってしまいましたwでも...鏡の力ってそんな風にも使えるのかと勉強になりましたよ。ルフィvsルフィとか、面白かったですね (2017年7月28日 19時) (レス) id: 7826898a68 (このIDを非表示/違反報告)
スイショウ(プロフ) - †ハヅキ†さん» ツンデレ夢主…いいですねぇwところで、少し前に原作にもミラミラの実が出ましたねw(´ω`) (2017年7月28日 10時) (レス) id: 682e32bdcb (このIDを非表示/違反報告)
†ハヅキ†(プロフ) - 子猫猫さん» 初めまして。ありがとうございます！ニヤニヤして頂けたなら、良かったですwこれからもよろしくお願いします。 (2017年7月28日 9時) (レス) id: 7826898a68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†ハヅキ† | 作成日時：2017年7月18日 7時
