いつか ページ13
A「なｧ...サンジ...」
サンジ「ん？」
抱き締められたまま、サンジに問いかける。
A「...少年は...大丈夫だと思うか？」
サンジ「...島でいじめられてたってヤツか」
A「私みてｪに、色んなモノを失ったりしたら...可哀想だ」
・
皆が私を守ってくれ、私の前からいなくなって、辛くて苦しい思いをした。
だが、少年には...その守ってくれる人が存在するのだろうか。
ひょっとして、私よりももっと辛い思いをしてるんじゃないだろうか。
A「なｧ...
少年を助けてｪって言ったら...怒るか？」
サンジの胸に預けていた顔を離し、サンジの目を見る。
・
サンジ「...言うと思ったよ」
サンジは少し困ったように笑い、
サンジ「だが...今のままでは俺も協力できない」
そう付け足す。
今、無闇に戻っても、戦えない私は、足手まといにしかならない。
ナミが海軍に私の存在を知られないように匿ってくれたのが無駄になる。
・
A「...要するに、戦えればいいんだろ？」
サンジ「‼」
A「すぐにとは言わねｪ。自分で戦えるようになってから、自分で少年を助ける。
今まで私がしてもらったみてｪに、今度は私が助ける側になりてｪんだ」
サンジ「Aちゃん...」
私は、サンジから体を離し
・
A「いつか...お前も危なくなったら、私が助けてやるからな」
サンジは目を見開く。
だが、すぐに私には出来ない柔らかい笑顔で
サンジ「ありがとう」
そう言った。
・
・
チョッパー「あの2人...抱き合うぐらいに仲良くなったのか」
ウソップ「仲が良いっつーか、あれは...」
フランキー「ところで、ウソップ。おめｪ...かなり責任重大じゃねｪのか？」
ウソップ「武器だろ？分かってる‼っつーか、お前がいると、覗き見してるのがバレねｪか、不安だわ;」
この3人に目撃されてる事なんて、知るよしもなかった。
欲求 サンジside→←うるさくなる鼓動 やっとサンジ出てきます！お待たせしました‼
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†ハヅキ†(プロフ) - 正さん» あけましておめでとうございます。遅くなってごめんなさい。主人公ちゃん、明るくなって良かったですね！ (2018年1月2日 10時) (
レス) id: 7826898a68 (このIDを非表示/違反報告)
正 - ヒロインはルフィ達のおかげで明るさを取り戻しましたよね！！！ (2017年12月9日 16時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
正 - †ハヅキ†さん» 自分もそう思いました！！！ (2017年11月25日 4時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
†ハヅキ†(プロフ) - 正さん» やっぱ普通の人間と違うなって思いましたよ。マムの過去の話も読んで、化け物なんだなって思った限りです (2017年11月20日 21時) (レス) id: 7826898a68 (このIDを非表示/違反報告)
正 - †ハヅキ†さん» マムのあの食いわずらいは極度の糖尿病からきたものだったと知った時はどう思いましたか？？ (2017年11月9日 3時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†ハヅキ† | 作成日時：2017年10月11日 12時
