うるさくなる鼓動 やっとサンジ出てきます！お待たせしました‼ ページ12
A「でも、何も失わなかったワケでもなく...高校に上がって、しばらくしてお母さんが、家を出ていった。
私に手をつけられなくなったんだろうな...。
でも、不思議と悲しくなかったんだ。あぁ、やっぱりって」
全てを話終えると、サンジが手を重ねてきた。
サンジ「辛かったね...よく、耐えたよ」
A「や、止めろ...簡単に女の手を握るんじゃねｪよ...‼」
・
サンジ「ごめん...」
強く腕を引かれ、あっという間にサンジの腕の中に入る。
A「な、何なんだよｯ...近ｪよｯ...」
うるさくなる自分の心臓の音を聞かれたくなくて、必死にサンジの胸板を叩き、離れようとする。
それでも、離れてくれない。
サンジ「...俺は、いなくならないよ？」
A「‼‼」
耳元でそう言われ、私の手がﾋﾟﾀｯと止まる。
サンジ「ここは海の上。いなくなるなんて海に落ちたりしない限り無理だし...
島に着いた時は...一緒に行動すると、約束しよう」
A「サンジ...」
サンジの手が伸びてきて、両手で私の顔を優しく包む。
A「...敵が船に乗り込んできたら？」
すると、ﾌｯと笑い
サンジ「君を守って...そして、必ず勝つ」
何の迷いもなく、そして、強気でそう言い切った。
A「...約束破ったら.....殺すからな」
サンジ「あｧ、分かったよ」
殺すと言われても、躊躇なく承諾する。
・
私は、何も言わず、サンジの背中に手を回す。
サンジ「‼」
そして、サンジの手も再び私の背中に回り、力が入る。
どうしようもなく、サンジと離れたくなくて
もう心臓の音なんて、どうでもよくなった。
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†ハヅキ†(プロフ) - 正さん» あけましておめでとうございます。遅くなってごめんなさい。主人公ちゃん、明るくなって良かったですね！ (2018年1月2日 10時) (
レス) id: 7826898a68 (このIDを非表示/違反報告)
正 - ヒロインはルフィ達のおかげで明るさを取り戻しましたよね！！！ (2017年12月9日 16時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
正 - †ハヅキ†さん» 自分もそう思いました！！！ (2017年11月25日 4時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
†ハヅキ†(プロフ) - 正さん» やっぱ普通の人間と違うなって思いましたよ。マムの過去の話も読んで、化け物なんだなって思った限りです (2017年11月20日 21時) (レス) id: 7826898a68 (このIDを非表示/違反報告)
正 - †ハヅキ†さん» マムのあの食いわずらいは極度の糖尿病からきたものだったと知った時はどう思いましたか？？ (2017年11月9日 3時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†ハヅキ† | 作成日時：2017年10月11日 12時
