66話 ページ17
コビー？ヘルメッポ？
「どうしたんだい？A…。」
「ちょっと気になることが出来たので少し離れます…」
「気をつけるんだよ…」
「はい。」
ジャケットを翻し、戦場の中へ通り、
街中へと消えた二人をおう…
なんだか嫌な予感がする
なぜ、あの二人はあそこで止まっているの？
「2人とも…」
「「Aさん…」」
「すいません、僕達…」
「怖くて…」
「しょうがないわ、入ってまも無いもの…それよりどうしたの？」
「あれ…」
建物の物陰から奥を見ると
大将 赤犬とこの2人同様逃げようとしたのか
海兵がひとりいた
男は逃がしてくれ、家族がいるんだ
と言うが
相手が悪かった
他のふたりならまだ話が通じる希望はあっても
その男は…
「見ちゃダメっ！」
何が起こるのかわかる私は咄嗟に2人の腕を引く
見てしまったふたりはガタガタと振るえてしまった
「Aさんは…知ってたんですか」
「私は…何度も見たことがあるの…あぁやって逃げようとする仲間をマグマで殺すあの男の姿を…だから私はこうして…少しでも助けられそうな人は助けたいの…仲間に殺されるなんて…嫌なの…」
いつもはクールな女、Aの見せる必死な顔にふたりは頷くしか無かった
「家族がいるのに…なんで…なんで…私は他の人の正義にはついていけない…戻りましょう…2人とも…生きましょう…絶対に…生き残れると信じれば必ず…強い気持ちがあれば生き残れるのよ。」
クザンさん…私は怖いです
仲間を平気で殺す人が
正義といえば…人を簡単に殺していいとなる人が
私はだから貴方の正義にひかれた
だらけきってても
ちゃんと考えて
必要でなければ人は殺さずに捕獲、
市民も守る、仮に罪人が混じってたとしても
調べあげるまでは捕まえないし、殺さない
クザンさん…
心を殺さなければ
ここでは生きていけないのですね
プルプル…
でんでん虫が鳴る
3人同時にでんでん虫を取り
内容を聞く
「聞きましたか…今の…作戦火拳のエースの処刑を無視して執行するって…そんなことしたら…」
さっきの整ったって話はこれか…
ドロドロに解けてしまった男の海兵を見ながらAは思う
どうせあの男の人は戦死、として処理されるんだろう
彼が殺したとは家族に公表されずに…
家族は海賊を恨むのだろう…
「なんだ？」
ヘルメッポがグラサンを外し空を見上げた
それに釣られるように2人も空を見上げる
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Arikochan5(プロフ) - すごくキュンキュンして楽しいです。続きを楽しみにしてます^^* (2020年4月27日 10時) (
レス) id: e3c851f2ff (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 続きを楽しみにしています無理のない程度で頑張って下さい(*^^*) (2020年3月10日 14時) (レス) id: 61bf71a8cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神威の子 | 作成日時：2019年9月27日 22時
