元同期たちが私を離してくれない 3章

106話　　"呪い"について　 ページ8

『…えっと…つまり、私を撃ったあの銀髪の男はある組織のメンバーで、工藤くんは偶々その人たちの秘密の取引現場に居合わせた為にとある秘薬を飲まされ、体が縮んでしまった、と？


で、赤井さんはその組織にFBIの捜査として潜入してたけど途中で正体がバレてしまい、殺害されそうになったところを偽装して、こうして姿を変えているということで間違いない？OK？』






赤井「あぁ。」



新一「そういうことだ。」








あっさり認められて

ますます脳が内容を拒否反応を起こす。






頭が痛い………





もうむり、自分の脳の許容範囲を有に超えてる。



ていうか、赤井さんのことどっかで聞いた気すんな…


赤井秀一って名前も…



まあ、いっか。その内思い出すだろう











思い悩むのを一旦止め、コナン君もとい工藤新一くんのことをじっと見つめる。






それにしても体が縮むとか…………、…ん？











『ねぇ、これ私が知ってていいやつなの？？』




私、完全部外者ですよ？？

ほとんど無関係だと言っても過言ではないのだが





赤井「だから巻き込むって言っただろう？」





そしてそんな私の疑問に呆れながら返す赤井さん。

あ、




《ボウヤ、彼女を巻き込んでしまう》





あれってそういうこと…

そして、私は覚悟あるって返しちゃったから、


あれ？これ…自業自得だな？？




自分から巻き込まれに行っちゃったわ





すると工藤くんが私に話す。





新一「じゃあ、これで俺たちの正体は話したぞ。今度こそ聞かせてくれ。Aさんが何者なのか………歩美たちを襲った化け物の話もな」







お前だけが話さないなんてフェアじゃない。


そう言われた気分だった。



降谷たちにもまだ言えていない、…誰にも言うつもり無かったんだけどなぁ






『そりゃそうだ。みんな平等にいかないとね…』

　

新一「…？どうした？」




そう呟いたが、聞こえなかったようでそう聞き返される。





『いいや…じゃあ、話すとしますか…』




顔を上げ、2人を見るとどちらも少し身構えているのが分かる。

そんな緊張しなくても…

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