100話 ギスギスしたお茶会 終 ページ2
女の子「ちょっと、コナン君！何してるの、もう帰るわよ！」
コナン「うわぁ、ちょっ、蘭姉ちゃん…わかったから離して〜！」
そして連れて行かれた。
のに、
何故まだいる、降谷零。
『あの〜…』
安室「なんですか？」
なに…降谷零じゃないっ…！
未だに私の腕を持って支えてくれている降谷に話しかけると返ってきたのは安室口調の言葉。
そして、全く動く気配のない安室透もとい降谷零。
『いつの間にコナン君にゼロだって言ったの、？』
降谷「毛利さんと話してるのをコナン君が聞いてたんだよ。」
あ、良かった
降谷に戻ってる。
『あの子、変に鋭いからねえ…ホントに小学生か疑うよ。』
降谷「あぁ。子供にしては頭がキレすぎだ。だが、今はそれは後回し。」
珍しく私の言葉に同調してくれたと思ったのにすぐに話を変えてくる降谷。
降谷「何してたらこんな短い期間で骨折るんだよ」
そして本日2度目、何してたら骨折るんだよ と言われた。
『いやあのね、ピアス落としたんだよ』
降谷「は？」
いや、怖い。
私が唐突にピアスの話をしたからかめっちゃキレ気味に返事をされた。逆ギレ…
『あの後、帰ったらピアス落としてて、でそのピアスを探しに行ってたら車にひかれたの。夜だったこともあったし』
そう言うと呆れ気味で額に手を持っていながら大きく溜息をつかれた。
降谷「骨折るだけで済んで良かったな。死んでたかもしれないんだから。」
日を増すごとに言うことが大分辛辣になってきている。
『以後気を付けますよ〜。じゃあ、私はもう病室行くけど、降谷も気を付けて帰ってね』
降谷「あぁ。また見舞いにでも来るよ」
『え？いいよ、明後日には退院だろうし』
そう言ってもうすっかり元気になった自分の足を降谷の方に向けてふるふると左右に軽く動かして見せる。
降谷「…じゃあ、また。」
『は〜い。じゃあねー』
疲れた。
ベッドに戻りスマホを弄りながら今日のことを思い出す。
こんなにも近く殺人が起こるのは久しぶりだな…やっぱり普通じゃないわ、この街。
看護師「あ〜〜！いたあ、御堂さん！！勝手に抜け出して！」
急にそう叫ばれて体がビクッと震える。
『あ、看護師さん…』
看護師「あ、じゃない！どこ行ってたんですか！心配したんですよ！！」
『すみません…』
看護師「すみませんで済んだら警察はーー……」
コナン君から来てた退院したら連絡してなんてLIМE、私は見てない。
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美弦(プロフ) - graywolf さん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいですっ！！ (4月7日 11時) (
レス) id: f5d70b86e6 (このIDを非表示/違反報告)
graywolf - 更新、応援しています‼︎この作品大好きです(°▽°) (4月7日 6時) (レス) @page29 id: c5ad504755 (このIDを非表示/違反報告)
美弦(プロフ) - k.o_1010さん» うわぁ！ありがとうございます、嬉しいです！ (3月26日 15時) (レス) id: f5d70b86e6 (このIDを非表示/違反報告)
k.o_1010(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます (3月21日 17時) (レス) id: 56978ecf63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美弦 | 作成日時：2024年2月1日 15時
