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9話  後輩 ページ11

いつも通り会社に行った私は、


今朝のことを振り返っていた。





何故、ジンとワンナイト…??


そして何故ジンは私と寝たの………???





しかも言いたいことが1つある。



何故酔っぱらってホテルに行った経緯は覚えていないのに、情事はところどころ記憶に残ってしまっているのか。






思い出したくもない。



恥ずかしすぎてしにたくなるから










佐々木「あれ?Aさん、昨日とお洋服変わってなくないですか?」







自分のデスクで、パソコンをカタカタしながら悶えていると、後ろから声をかけられる。




この子は佐々木美波ちゃん。

私より2つ下の後輩だが、おしゃれが大好きで洋服やメイクのレパートリーもたくさん持っている。


だが、今はそれどころではない。


聞き間違えていなければ、この子は先程ものすごい爆弾発言をした。

それはそれはものすごいもの。(2回目)








佐々木「昨日は家に帰…」


『ちょ、ちょ、ちょ、ちょっときて!!』





おっと、やっぱり聞き間違えじゃあなかったようだ


この子の発言を恐ろしく思いながら言葉を遮り


そんな目ざといこの子の口を抑えて休憩室へと向かう。










『なんで分かった』


佐々木「私、記憶力良いんで。」





彼女に決死の剣幕で詰め寄るが、めちゃくちゃ笑顔でニコッとそう言われた。




これに関してはもう何も言えない。



事実、彼女はそれを有効に利用して仕事もうまく行っているから。







ぐっ…と悔しそうにする私を見た佐々木さんは何を思ったのか。





佐々木「なになに。彼氏さんの家にでも行ってたんですか〜?」





ニマニマと口元を手で覆いながらナチュラルに、そして無意識に私の傷を抉り去った。





天然って…恐ろしい…

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美弦(プロフ) - そう言っていただけて光栄です!ありがとうございます (5月7日 13時) (レス) id: f5d70b86e6 (このIDを非表示/違反報告)
ynz(プロフ) - はじめまして。私が読みたかったお話です(^^) (5月7日 4時) (レス) @page28 id: ccc380c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
美弦(プロフ) - ありがとうございます!日々、コメントが励みになっております笑 (3月31日 10時) (レス) id: f5d70b86e6 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 美弦さん» ✉️。此方の作品も最高に面白いです!お久しぶりです、あの失礼な可能性がありますが久しぶりにボードで会話しても平気ですか?これからも更新応援してます💝 (2月24日 11時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
美弦(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!嬉しいです😊完結までまだ時間がかかりますが是非楽しんでください! (2月23日 17時) (レス) id: f5d70b86e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美弦 | 作成日時:2024年1月30日 13時

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