5話 私の前の席の人 ページ7
松田「んだよ、ハギ。まだ寝れんだろ…あ?」
大層寝起きが悪いらしく、めっちゃ目付きが悪いし口調も荒い。
萩原くんを見る時に私の存在にも気づいたらしく、こちらにガンを飛ばしてくる。
松田「なんだ、こいつ…」
こちらも童顔だけど、顔は人一倍整っている。
萩原「睨むなって。御堂Aちゃん、お前の後ろの席の子だろ。」
覚えとけよ、と言いながら松田くんに注意している。
松田「…ふぅ〜ん……」
見定めるかのように横目で上から下までじっくり見られる。取り敢えず会釈しといた。
すぐに寝ちゃったけど。
萩原「根はいいやつだからさ、許してやって」
萩原くんが両手を合わせて私にお願いをする。
『いや、そもそも何もされてないし…』
全部言い切る前に予鈴が私の言葉を遮る。
萩原「あ、じゃあまた後でな。Aちゃん♡」
『あ、うん』
ハートマークはいらなかったかな。
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ゆっこ(プロフ) - とても面白く、続きがとても気になります! (4月26日 22時) (レス) @page24 id: 2eecfc8ab4 (このIDを非表示/違反報告)
美弦(プロフ) - 占ツクこそ正義さん» ありがとうございます!嬉しいです!! (1月25日 16時) (レス) id: f5d70b86e6 (このIDを非表示/違反報告)
占ツクこそ正義 - めっちゃ面白いです!!!応援します!! (1月12日 23時) (レス) id: 74373a0c97 (このIDを非表示/違反報告)
美弦(プロフ) - そう言ってもらえて嬉しいです!書いてよかったぁ (12月6日 21時) (レス) id: 72a17114e9 (このIDを非表示/違反報告)
00137R(プロフ) - 過去編制作有難うございます!愛読します! (12月6日 20時) (レス) @page6 id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美弦 | 作成日時:2023年12月6日 16時