３話 自己紹介 ページ5
私の席は割と真ん中だったが、前の席の人はまだ来ていなかった。
頬杖をつきながら周りを見ると、ほとんどが男子で下手したら女子私だけなんじゃないかってぐらい。
あ、違った2、3人いたわ。
表面に向き直ると
急に視界が水色一色になった。
私の前の席に人が座ったからである。
後ろ姿しか分からないが、めっちゃ天パだなこの人。
？「お前ら、座れ」
いきなりドアが開き、大きな声が響く。
教卓にたったのをみるに恐らくというか確実にこの教室の教官だな。
もうみんな座ってますけども…
教官「今日からお前らの教場の教官を務める、鬼塚八蔵だ！ビシバシ鍛えていくつもりだからそのつもりでいるように！」
熱血だぁ…
名前の通りいかついな、主に顔が←
名は体を表すとはよく言うがここまでとは…
教官「では、各自、自己紹介を始める。朝川から順に。」
朝川「はい！朝川拓真です。特技は銃撃です、よろしくお願いします！」
あ、自己紹介ってそゆかんじ？
おけおけ、理解した
井伊「井伊利秋です！…………………」
順番に１人ずつ名前を言って挨拶をしている。
中には得意なこととか言ってる猛者もいるけど…
なんて言おうかなぁ……
"仲良くしてください"？ "ものづくり(術式)が得意です？"
"普段、呪霊っていうみんなが原因で発生してるものを祓ってます♡"とか？
いや流石に駄目か、
どうしたものかねぇ…
ていうかみんななんでそんなに抵抗もなく自己紹介できるんだろ、強すぎ…
そうしている内にもうすぐ私の番。
やべ…
前の人が席を立つ。
そして喋った。
「……松田陣平」
え、それだけ？？
まさかの名前オンリー？？？
うそだろ、この人
そう言って席に座る彼。
あ、だめだめ落ち着け
この人のことは一旦おいておけ
みんな待ってる
まずは自分の自己紹介だ。
『あ、え〜っと…御堂Aです…よろしく、』
前の人のせいで言いたかったこと全部飛んだわ
最悪
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ゆっこ(プロフ) - とても面白く、続きがとても気になります！ (4月26日 22時) (
レス) @page24 id: 2eecfc8ab4 (このIDを非表示/違反報告)
美弦(プロフ) - 占ツクこそ正義さん» ありがとうございます！嬉しいです！！ (1月25日 16時) (レス) id: f5d70b86e6 (このIDを非表示/違反報告)
占ツクこそ正義 - めっちゃ面白いです！！！応援します！！ (1月12日 23時) (レス) id: 74373a0c97 (このIDを非表示/違反報告)
美弦(プロフ) - そう言ってもらえて嬉しいです！書いてよかったぁ (12月6日 21時) (レス) id: 72a17114e9 (このIDを非表示/違反報告)
00137R(プロフ) - 過去編制作有難うございます！愛読します! (12月6日 20時) (レス) @page6 id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美弦 | 作成日時：2023年12月6日 16時
