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13話  班 2 ページ15

聞き間違いでなければ、今先程私の名前を呼ばれた気がする。


しかもめっちゃ聞き覚えのある奴らの名前と一緒に。



間違えでなければ


間違えでなければ(3回目)






教官「それぞれ、班ごとに集まれ」




班ごとに…だと、?



いや、でもワンチャン


1人ポツンとになる可能性も…


というかやっぱり呼ばれてないのかも……





教官「御堂、早くいけ」


『はい』





そんな私の願いは鬼塚教官によって2秒で消し去られた。



やはり現実だった……


私の周りにこいつらがいることが何よりの証拠である。




萩原「これから宜しくね〜、Aちゃん」


隣りにいるこいつはそう言って私の頭を撫で回してくる。


うぜえ…




『そうだね〜……』



死んだ目をして半分諦めの気持ちで周囲の人達を見る。


右が萩原、左が諸伏くん、右斜め前が松田、左斜め前が降谷くん、そして正面が…





?「よう。この班の班長の伊達航だ。よろしくな」



ちょっと老け気味と言うか、大人っぽい…


身長高そうだなぁ



『御堂Aです。こちらこそよろしくね…伊達…、くん?』



首を傾げると笑い出す。


伊達「ははっ!伊達でいいよ」



伊達がそう言ったのをきっかけに降谷くんと諸伏くんが私の方を見る。



諸伏「お、オレも呼び捨てでいいよ!諸伏で、」


降谷「僕も、君のことも御堂って呼ぶし」




かと思うと、なんとも人懐っこい笑顔。




『…うん、分かった』



 
はぁ…

なんともクセが強い軍団ができてしまった…

こりゃ、昼間に任務来た時抜けるの大変だわ。



返事をしながら、今後を案じるAだった。

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ゆっこ(プロフ) - とても面白く、続きがとても気になります! (4月26日 22時) (レス) @page24 id: 2eecfc8ab4 (このIDを非表示/違反報告)
美弦(プロフ) - 占ツクこそ正義さん» ありがとうございます!嬉しいです!! (1月25日 16時) (レス) id: f5d70b86e6 (このIDを非表示/違反報告)
占ツクこそ正義 - めっちゃ面白いです!!!応援します!! (1月12日 23時) (レス) id: 74373a0c97 (このIDを非表示/違反報告)
美弦(プロフ) - そう言ってもらえて嬉しいです!書いてよかったぁ (12月6日 21時) (レス) id: 72a17114e9 (このIDを非表示/違反報告)
00137R(プロフ) - 過去編制作有難うございます!愛読します! (12月6日 20時) (レス) @page6 id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美弦 | 作成日時:2023年12月6日 16時

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