まふさん ページ4
まふまふside
「Aくん、」
「ほわい？あ、え？まふさん！？」
ほわいってなんだなんだ。
かわいいかよ((
てか今気づいたの？
「ちょっとお話ししたくて」
「あ、え、うぅ…」
「あ、そらるさんには言ったから、」
「あの、」
「ん？」
「みなさんが、その、そらるさんっていうのは…かなさんのことですか…？」
あれ、いやぁ、僕からしたらかなさんって誰だよって感じなんだけど、きっとAくんはそらるさんのハンドルネームを知らないんだよね？
だから本名を省略して呼んでるんだよね？
いーなぁー
僕『真冬』だから省略しても『まふ』なんだけど((
「そうそう。歌い手やってるの、知らない？」
「あ、な、なんとなく…」
「そっか。僕はまふまふっていう名前でやってるんだ、歌い手。そら…ええと、彼方さんは、そらるっていう名前だよ」
「あ、だから、まふさん、ですか」
「そうそう」
コミュ障っぽい親近感を覚える。
まぁ、Aくんの場合はちょっと違うだろうけど。
「でね、彼方さんと2人で暮らしてるでしょ？」
「はい」
「だからさ、色々辛くても、話せることとか、多くないと思うんだ」
「…ん」
「だから、これからは僕のことも頼ってほしいなって」
おー！言えた！偉い僕！
すっごい微妙な顔されてるんだけど((
「頼…る」
「うん。僕はAくんのことよく知ってる訳じゃないけど、ちょっとは力になれるかなって」
「力に…なる…？」
「…ダメかな？」
いやぁもうここまで微妙な顔されると自信なくなるよ。
怖いよもう。
しおらしく(計算)笑うと、Aくんは、ブンブンと首を振った。
首取れそう怖い((
「あの、ダメとかじゃなくて、その、そういうの、言ってもらえたの、初めてで、」
嬉しくて、と続けるAくんは、顔が真っ赤で、茹で蛸みたいだった。
やばい可愛い。
「ありがとう。じゃあ、これからは僕のことも、頼ってね？」
手を差し出して笑うと、おず、と手を握ってくれた。
「うぃ！」
にこりと笑ったAくんの笑顔は、今までで一番輝いてた。
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奏多(プロフ) - む犬【ﾉﾉ】さん» ありがとうございます！ただいまー！ (2018年6月7日 21時) (
レス) id: 75ed9ac2a7 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 雨音@新あかになったおさん» ありがとうー！！めっちゃ嬉しいんですけど！？めっちゃ嬉しいんだけど！？ただいまだよ久しぶり！ (2018年6月7日 21時) (レス) id: 75ed9ac2a7 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - あおなさん» ありがとうございます…！嬉しいです！ (2018年6月7日 21時) (レス) id: 75ed9ac2a7 (このIDを非表示/違反報告)
む犬【ﾉﾉ】(プロフ) - お気に入りは死んでも外さない!!!! お帰りなさい…でいいのかな？更新とかいつまででも待つからだいじょぶだよ!!! (2018年6月6日 23時) (レス) id: f250e10484 (このIDを非表示/違反報告)
雨音@新あかになったお(プロフ) - お気に入りを外すわけないでしょ！！大好きな作品で大好きな作者さんだからお気に入りしてるの！ファンからしたら、待ってる時間が短くても長くても楽しいの！あとお帰り！！お久しぶり！() (2018年6月6日 22時) (レス) id: 897ff7d5b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏多 | 作成日時：2017年11月19日 11時
