続き。 ページ17
その建物の中へと入ると、そこは
天井も壁も大理石製で赤い絨毯が
敷かれたロビー?のような
場所だった。
明らか税金の無駄遣いですね。国民がこれ見たら泣くぞ、多分。←
至るところに視線をやりながらそんなことを
考えていた私は、そのままモブたちに応接室に連れられた。
モブ1:ここで待っていて下さい、佑里様。
もうすぐ首相が来ますから。
佑:あ、はい。
促されるまま高級そうな椅子に座り、
テーブルの上にのせられたお盆を見つめた。
お菓子らしきものが乗っている。
……ん?この形……眼鏡っぽい。てか今までの
流れからして絶対眼鏡でしょうね。←
モブ2:ああ、それは我が国伝統のお菓子、
グラスクッキーです。
私の視線に気づいたらしいモブ2が説明して
くれた。
ここまで眼鏡に固執するとか、もういっそ
清々しいですね。
よろしかったら召し上がってください、と
言われたので、恐る恐る口にしてみる。
サクッ。………ガリッ。バキョッ、ゴリッ。
佑:お”う”え”ぇ”ぇ”っ!!!くそ不味っ!!!
吐いた。←
なんだ、なにが入ってるんです、これ。
固いものが入っていて飲み込めなかったので、
手のひらに出してみた。
こっこれ、眼鏡のフレームの破片じゃん!!
耳にかけるところの!!
え、無機物入れていいの?バカなの?
これみんなふつーに食ってんの?
モブ3をじとりと見れば、彼は快活に笑って、
モブ3:それすっごい不味いって評判なんですよw
と言った。殺意が湧いた。
そんなこんなで楽しい(?)時間を過ごしていると
背後からコツコツと革靴の音が。
振り向けば、そこには三十歳前後の男性が
立っていた。
やはりお決まりで、どぎついパッションピンクの眼鏡を掛けている。
レ:首相のレンズ・フレームーだ。よろしく、
中田くん。(カシャ
うわーホントにあの挨拶してきたー畜生!!
眼鏡と変な挨拶がなきゃ美形の部類に入ると
思うのに、眼鏡で全てが台無しですね。
モブ1/2/3:こんにちは、首相!!(カシャッ!!
お前らもなんでその挨拶やってんだバカ!!
叫びたい衝動を必死で抑え込んで、
私は自己紹介をする。
佑:中田佑里です。この国の化身らしいです、
ハイ。
カシャはやりません誰がやるか死んでもやらねえよ。
そういう意味を込めて挑戦的にレンズさんを
睨んだのだが、彼は穏やかに笑うだけだった。
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みんみ(プロフ) - ルカオスさん» 頑張ってくれたまえ諸君！←誰だお前 (2015年5月17日 12時) (
レス) id: 9ef456f311 (このIDを非表示/違反報告)
ルカオス - ありがとう！(^^ (2015年4月13日 18時) (レス) id: 90c0c90c33 (このIDを非表示/違反報告)
タスク - 私も時間かなりかけたし、大丈夫だよ！頑張って！ (2015年4月12日 23時) (レス) id: c6a5eca5b3 (このIDを非表示/違反報告)
ルカオス - 次は自分の番だね…ここで二人の努力を無駄にしないように頑張るよ。自分の国大丈夫かな(笑) 遅れたらごめんなさい。 (2015年4月12日 21時) (レス) id: 90c0c90c33 (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - そうなんですか！？意図せず書いたので………。関連性は全くありません！ (2015年3月31日 11時) (レス) id: 9ef456f311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M中トリオ | 作成日時：2015年2月21日 22時
