春日山城 ページ19
佐助「舞さん」
「なんだ」
佐助「春日山城に来て下さい」
「は?」
佐助「実は、謙信様に君を連れてこいといってきかなくてな」
「行く」
佐助「いいの?」
「困るんだろ?」
佐助「案内する」
「ああ」
「ここが春日山城か」
佐助「そうだよ」
「いいところだな」
佐助「舞さんならそういうと思ったよ」
幸「お前来たのかよ!!」
「そうだよ、真田幸村」
幸村「お前、俺のこと知ってるんだな」
「まあな、安心しろ信長様たちには言っていない」
信玄「まさか本当に来るとはな」
「ああ」
謙信「佐助よくやったな」
「いきなり刀を抜くのか」
信玄「謙信が君と殺り合いたいってきかなくてな」
「そういうことか」
「謙信は女嫌いじゃなかったのか?」
佐助「そうだけど、謙信様は三度の飯より斬り合いが好きだから」
「そうか」
謙信「さっさとやるぞ」
「ああ」
謙信「俺の勝ちだ」
「さすが、越後の竜」
謙信「お前なかなかやるな」
「どうも」
信玄「凄いな、あの謙信と互角にやるなんてな」
幸村「おまえ、いつから刀を握ったんだ?」
「14歳の時」
佐助「舞さん、刀を使えたんですね」
「ああ」
「そろそろ、帰る」
謙信「どうして刀を握った」
「さあな」
佐助「謙信様、それにはあまり触れないでください」
謙信「...分かった」
信玄「人には触れられたくない過去の一つや二つはあるからな」
佐助「そうですね」
43人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
楓花 - 凄く面白かったです!続きがめちゃくちゃ気になります!!楽しみに待ってます! (2020年5月26日 3時) (レス) id: 5a650e594f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:闇夜の空中庭園 | 作成日時:2020年4月22日 17時