もしものおはなし。【d!】 (ページ9)

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今日は散々な一日だった。
昨日の晩に徹夜してまで終わらせた課題が来週提出で、徹夜で寝不足だからか階段で躓き、授業には集中できず、体育の時にまた転けた。

心身ともにボロボロになって帰宅すると机の上には「今週から出張だったの。お金多めに置いとくね」というメモと10000円が置かれていた。スカートのポケットからスマホを取り出してメッセージアプリを開くとやっぱりお母さんからのメッセージが届いていた。

そこには帰るのは来週末になりそうなこと、もしお金が足りなければ伝えることが書かれており、そして最後にまた1人にさせてごめんねという一言でメッセージは締めくくられていた。

『別にいつもの事だから気にしなくていいのに。』

疲れ切っていた私は適当に夕飯を済ませて早めに風呂に入りだらだらとようつべで動画を見る。まじでこれが唯一の癒しと言ってもいいかもしれない。いや唯一は言い過ぎかも。

そうこうしてるうちに気がつけば時計は23:00を回っていた。徹夜していたからなのかそろそろ眠くなってきた。電気を消してスマホを充電器に指して布団に潜り込む。

…眠れない。むらむらする。

仕方なくズボンとショーツを脱ぎさって割れ目に指を這わせると何故か少し濡れていた。自分でもびっくりしたけど都合が良かったのでそのまま指をまんこに沈める。

『…は、ｯ……ぁ…っ…♡』

無意識のうちに息が荒くなっていて、今日ばかりはお母さんがいなくて良かったと思う。居ても部屋越しじゃ聞こえないと思うけど。
空いた片手で胸を揉みしだき、なかの浅い所を何回か擦るとびくりと体が震える。

ふー、すっきりした。

軽く果てて満足した私は枕元にあったティッシュで汚れた手を拭ってそのまま深い眠りに落ちた。

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「…、！A…！」

誰かに名前を呼ばれている気がする。
ふわふわと浮いている意識を何とか捕まえて重い瞼を持ち上げると目の前にイケメンがいた。そしてなんと私は全裸だった。