もしものおはなし。【d!】 (ページ12)

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『まって、ゾムさん慣らしてな…い”ぃッ？！』

指よりも何倍も太いちんこがまだ受け入れる準備が満足に出来てない中にぐちぐちと無理やり入り込んでくる。ちょっと痛い。

だけどそんな痛みも直ぐに引いていった。切れてはないみたい。痛みの代わりに残ったのは強い圧迫感と微量の快楽。お腹の奥までゾムさんのちんこでいっぱいになっていてすごく苦しい。

zm「は、ァ…全部入ったで。大丈夫？」

『う…だ、だいじょぶ、…でもまって、くるしい…』

まだ動くのはやめて欲しいなんて思いながら次に来るかもしれない快楽に目を瞑り、身構えてみるが其れは一向にやってこなかった。

ふと頭の上に熱を感じた。
瞼を開くとゾムさんがすごく優しい顔で私の頭を撫でていた。これはもしかして慣れるまで待ってくれているのかな？

『ゾムさ、』

zm「大丈夫、大丈夫。ゆっくり慣らしていけばええから」

だからAは痛いのとか苦しいのとか我慢しないで。2人で沢山気持ちよくなろうな。なんて言う彼の瞳はまるで恋人を見つめているかのような、そんな暖かくて慈愛に満ちたものだった。それならお言葉に甘えて少し動くのを我慢してもらうことにして、私の頬を撫で初めている彼の大きな手に擦り寄った。

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ゾムさんが挿入してから10分くらいがたった。体感時間だからもしかしたらもっと長いかもしれないし短いかもしれない。いれたままで動けずにいるのは絶対辛いはずなのにずっと待っていてくれたゾムさん。心做しか、顔が少し苦しそう。

『ん…ゾムさん、ゾムさん』

zm「どした？」

『も、動いて大丈夫ですよ。まっててくれて、ありがとうございます』

zm「ほんまに？い、痛かったらちゃんと言うんやで」

うんうんと頷くとゾムさんに持ち上げられて、腰が少しだけ宙に浮いた。そのままゆっくりとゾムさんの腰が引かれて、ぐちゅと聞きなれない卑猥な音が下半身から聞こえる。ああ、いまセックスしてるんだ。ゾムさんのちんこが私の中に入ってるんだ、という謎の実感。しかし、これは処女喪失の内にはいるの？夢だからノーカン？

なんだかゾムさんにじっと見つめられているような気がして彼の方を見ると案の定こちらをじっと見つめていた。

zm「いらんこと、考えんといて」