*第一章*白日の夏休み* ページ3
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夏休みの日、俺は山に囲まれた田舎町で十七年間、暮らしている。
特に何もない、俺の退屈な日々に彼女は現れた。
友達の家から帰る途中、俺の家にの近くの公園に彼女は居た。
彼女は特に何かをする訳でも無く、木陰の下のベンチ(これは親父が作ったものだ)に座っていた。
この辺りの学校の制服ではない。ましてや、彼女の様な人は見たことは無い。転校してきたのだろうか?
「オカン。外に知らん人がおる」
あらそう、とオカンはそそくさと外に出ていった。
その日の夜ご飯の日。
オカンは夕食の煮物を突きながら言った。
「あなたの言っていた人、いなかったわよ」
そんなはずはない___のに。
オカンが帰ってきた後、俺も行ってみたのだが、彼女はいた。
一体どう言う事だろうか?
彼女はいないのだろうか?
俺は疑問を胸に抱え、床についた。
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キャラ紹介
神月実音【しんづき みおと】17歳
冴えない男子高校生。
身長は169cmくらい。
幽霊や妖怪が昔から見える性質をもっているが、物心ついた時から隠すように努めていた。
ー3ー
今日のラッキーキャラ
濡女 この子の正体は、作者しかわかってないんだ!(まだあやふやだけど)みんなも考えてみてね!
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たらら(プロフ) - いやー好評でなによりなにより。てかまじで律くん可愛い (2022年2月4日 16時) (レス) id: 553d11ea12 (このIDを非表示/違反報告)
月 夢(プロフ) - 空白時さん» おめでとうございます…! 続きも楽しみにしています…! (2022年2月4日 10時) (レス) id: 269ba6d569 (このIDを非表示/違反報告)
空白時 - 第一志望受かりました♪ (2022年2月4日 8時) (レス) @page43 id: d227187818 (このIDを非表示/違反報告)
空白時 - 探偵 コーヒー珈琲(珈琲百円)さん» ありがとうございます! 更新はもう少しお待ちください! (2021年12月29日 10時) (レス) id: 742d46997e (このIDを非表示/違反報告)
探偵 コーヒー珈琲(珈琲百円)(プロフ) - 更新、待ってまーす! (2021年12月28日 11時) (レス) @page1 id: db4e0d54c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空白時 | 作成日時:2021年10月22日 11時