6話 ページ8
炭治郎side
パチパチ
目を覚ますと自分は
白い羽織の上で横になっていて
心地よい火の粉のできる音と
暖かい焚火が辺りを照らしていた。
すぐにがばっと体を起こすと
知らない人が対面で何かを食べていた。
『ポリポリ)あ、まだ寝てたほうがいいよ。
思ってたより傷深いから』
悪い人ではないようだ。
体をよく見ると丁寧に包帯までまかれていて
手当をされた後のようだった。
(なんだろう・・・、不思議だ。
こんなにも何も匂いがしないなんて)
警戒心をよそにその人は話しかけてくる。
『金平糖食べる?』
炭「あ、ありがとうございます」
ぽんと色とりどりの砂糖菓子を渡されて
なんだか気が抜ける。
炭「あの!!」
『ん〜?』
炭「手当して頂いてありがとうございました。
・・・名前を聞いてもいいですか?」
そういうと相手は少しくすくすと笑いながら
答えてくれた。
『こんな時でも礼儀正しいなんて面白いね。
俺は環。鏡屋環だよ』
炭「俺は竈門炭治郎です!!」
『元気になったようでよかったよ』
それからはお互いに色々と
行動をともにしながら
鬼を狩っていた。
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ふぉと - あぁぁ好きですぅ!!これからも応援しています! (2019年9月3日 21時) (レス) id: f531edd03e (このIDを非表示/違反報告)
九頭龍 - しのぶちゃんと環くんの関係好きです。付き合ってるのかってぐらいのしのぶちゃんの面倒見のよさナイスです (2019年8月27日 19時) (レス) id: 380365c0da (このIDを非表示/違反報告)
ばばみ - Daizuさん» コメントありがとうございます。できるだけ早く更新ができるようには頑張ります!! (2019年8月23日 16時) (レス) id: 1939f2b8f8 (このIDを非表示/違反報告)
Daizu - 更新いつも楽しみにしています。早く続きが読みたいです(*´ω`*) (2019年8月23日 15時) (レス) id: e7fdfed34e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ばばみ | 作成日時:2019年8月22日 12時