2話 ページ4
もうすっかり太陽が沈んで
空にはお月様が浮かんでいた。
マイペースに山に向かう中、
呑気に袋から出した金平糖を食べていると
肩に乗っている連絡係の豆福(ハト)に
早くいくように急かされる。
豆「クルッポー!!」
『えー、期間長いんだし
このぐらい遅くても支障ないじゃん・・・』
そう文句を言うとくちばしで攻撃される
ベシベシベシッ
豆「ポッポ!!」
『痛っ!?ちょ、豆福待って待って!!
分かった、分かったってば!!』
少しため息をつきながら
少し速足で山に向かった。
_藤襲山_
カランッコロンッ
『ハァ)この下駄で長い階段は
流石に疲れた・・・・』
久しぶりに見た入り口の鳥居。
自分が最終選別に来た時のことを思い出す。
ろくに型を覚えていないくせに
姉とあの人の背中ばかり追いかけて
勝手に育手の家から飛び出して
中途半端に生き残って・・・
豆「ポー??」
暗い顔をしていると豆福が
大丈夫かといってるように顔を覗く
『ん、何でもないよ。
さーお館様のためにも働きますかね』
背丈に合わない刀を引き抜いて
藤が咲き誇る山の中へと走った。
___________________
大正コソコソ噂話
実は主人公はハトの豆福以外にも
梟(ミミズク)のあんみつを育ててるらしい。
二羽とも甘味の食べ物の名前を付けられて
最初は怒ってたけど諦めた。
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ふぉと - あぁぁ好きですぅ!!これからも応援しています! (2019年9月3日 21時) (レス) id: f531edd03e (このIDを非表示/違反報告)
九頭龍 - しのぶちゃんと環くんの関係好きです。付き合ってるのかってぐらいのしのぶちゃんの面倒見のよさナイスです (2019年8月27日 19時) (レス) id: 380365c0da (このIDを非表示/違反報告)
ばばみ - Daizuさん» コメントありがとうございます。できるだけ早く更新ができるようには頑張ります!! (2019年8月23日 16時) (レス) id: 1939f2b8f8 (このIDを非表示/違反報告)
Daizu - 更新いつも楽しみにしています。早く続きが読みたいです(*´ω`*) (2019年8月23日 15時) (レス) id: e7fdfed34e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ばばみ | 作成日時:2019年8月22日 12時