第5話 ページ8
菜々花:ねぇ、文哉君だよね?
文哉:うん。
菜々花:私、2組の瀬戸菜々花です。宜しく。
文哉:あ〜、宜しく。
菜々花:文哉君って、何でお母さんとそんなに仲いいの?
文哉:仲いい?担任だし、、、
菜々花:私、見たんだ。これ。
(学校でキスしてるとこを見せる)
菜々花:どういう関係なの?お母さんと。お母さん、既婚者だよ?
文哉:なんで、俺に聞くの?直接聞いたらいいじゃん、、
菜々花:何?教えてくんないの?じゃあ、そういう関係って事なんだ。
文哉:そういう関係って?
菜々花:不倫してるってこと。それも、1年前くらいから、、
文哉:は?
菜々花:あ〜、誤魔化さないでもらえるかな?私、つけてたんだよ、お母さんの事…いつも変だし…。そしたら、文哉君と一緒にいたから、ほら、この写真とかこの写真とか。
文哉:何だよ…それ…
菜々花:だから、無駄。
文哉:じゃあ、そう思っとけばいいじゃん。わざわざ、言わなくて。
菜々花:言いたくてたまんなくて、ずっと話したかった。あっ、そうだ!!私と付き合って、というかキスして。そしたら、言わないから。
文哉:Aの為だ…我慢。(心の声)わかった。
〜殺し屋のアジト〜
成田:どうなの、最近は?
A:どうって?
成田:不倫の方は。
A:あ〜、それ気になるの?まぁ、順調なんじゃない?てか、旦那も娘も気づいてるみたいだし。
佐野:A、すごいわ。
A:何がよ!素性を隠してる時点で、アウトだし。それがさ、問題はうちの娘なのよ。あの子、私の事つけてて、、殺ってることも知ってんじゃないかって思ってて、、
佐野:そんな子なの!?おとなしそうに見えんのに…。
A:たぶんね〜?つけられてたから、なんとなく。
成田:それは、何らかの手段をとったほうが良さそうだね。
A:うん。
佐野:うちの旦那は旦那で、鈍感だし、なんも言わないし。石みたい。
A:そうなんだ、相変わらずなのね。
成田:休業する?
A:うーん、うん。休業というか、仕事の量減らしたい。
佐野:分かる、休業すると苦しくなっちゃう。
A:だよね。
成田:じゃあ、そういうことで。
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くぅ(プロフ) - 穂花さん» ありがとうございます! (2022年11月11日 21時) (レス) id: 308af40a44 (このIDを非表示/違反報告)
穂花 - すごい (2022年11月3日 21時) (レス) @page16 id: 088ffe93fa (このIDを非表示/違反報告)
穂花 - ふみふみー (2022年11月3日 20時) (レス) @page6 id: 088ffe93fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くぅ | 作成日時:2021年12月22日 10時