donghae Lots of love 7

小さな男の子 ページ22

朝、晴れてた天気は。
昼すぎに雨に変わってた。


助手席に座って。
どこに行こうか話ながら。
私はオッパを見つめてた。



久しぶりだな。
・・デート・・





オッパの運転している姿を見るのが好き。


片手でハンドルをきりながら。
時々鼻をスンッてしたり。
笑うと。
口角がクッと上がったり。

癖なのか。

たまに私の頬を
ペチペチってする。


そうゆう色んな仕草を見るのが好き。




水族館に向かう途中。
カフェに寄って。
軽く昼食をすませた。



人が多くてバレたりしないか心配していたのは私の取り越し苦労で。


平日で雨の今日は。
数組のカップルと。

小さな子供連れのファミリーと。

遠足なのか。
幼稚園児が遊びに来ているだけだった。



「人、少ないね？」

ﾄﾞﾝﾍ「うん。これならバレる心配もないね。手繋ごうか？？」

「うん(笑)。」



ゆっくり歩いていると。

遠足で来ていた幼稚園児の男の子達が追いかけっこを始めて。
その中の小さな男の子が。
オッパの足にドンっとぶつかって転んだ。



ﾄﾞﾝﾍ「大丈夫か？！」

『ごめんなちゃぃ・・』

ﾄﾞﾝﾍ「お、えらいなぁお前。ちゃんとごめんなさい出来て。よいしょ、」



オッパはすぐに男の子のそばにしゃがんで。
ヒョイと起こすと。
男の子の頭をなでなでした。



ﾄﾞﾝﾍ「どこも痛くないか？」

『うんっ。』

ﾄﾞﾝﾍ「ここは走っちゃダメなんだぞ。危ないからな、わかった？」

『うんっ。』

ﾄﾞﾝﾍ「よし。じゃ、みんなのとこ行ってこい。」

『うんっ。バイバイおじちゃん。』

ﾄﾞﾝﾍ「お・・、バイバイ・・」



元気に去って行く男の子。



「可愛いね。」

ﾄﾞﾝﾍ「うん。」

「オッパ、おじちゃんだって。」

ﾄﾞﾝﾍ「うん、ちょっとショック。」

「ふふ(笑)。まああれくらいの子にはオッパはおじちゃんだよ(笑)。」

ﾄﾞﾝﾍ「・・笑うな。」

「ふ(笑)。」

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