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34・胸騒ぎ ページ35

反逆者の排除、ケフカ様と過ごす午後


変わらない日々





それが一年続いた







それが、なんだか今日は






「、、、なにかが、動き出している、、」




真っ赤な空も、裂かれた大地もなにも変わらないはずなのに。



「ケフカ様」



「そーだね、なにかが動いてる。ま
関係ない、ぼくちんの邪魔をするやつは、Aがお掃除するんだし!ねっ」



「はい、ケフカ様」




確かに、ケフカ様という神に逆らう者は全て

私が破壊する。だが、



何かが違う、なんだろう、この胸騒ぎは




私は胸騒ぎを押さえ込み、地上の様子を見に行くことにした。





いろんな街に足を運んだが、特に変わった様子はない。


皆私の顔を見れば、青ざめ、涙ぐみ、頭を下げたまま家に避難する。


これも変わらないことだ。






あの日からちょうど一年


ケフカ様が神になられてから毎日日を数えていた。


「一体、なにが起こるというの」



一年もケフカ様の世界は、異常な正常を保ち続けているというのに





この嫌な予感、当たらなければいいのだが









セリスが目覚め、仲間を探し始めたのは

Aが胸騒ぎを感じとった時刻と同じ頃だった。









「ただいま戻りました。ケフカ様」



「おかえり〜」



街や人に異常は無かった、私の考えすぎだったのだろうか



「そいじゃ、ぼくちんもう眠いから、一緒に」



「申し訳ありません、ケフカ様、今夜は眠れそうにないのです。」



「ありゃ?じゃあ魔法で無理やり寝かせてあげようか?」



「、、、それもいいかもしれませんね。」



少しの沈黙が続き、ケフカ様が声色を変えて話し始めた。



「今日感じた嫌な感じのせいか」



「、、、はい」



するとケフカ様は途端にいつもの様子に戻られ



「今朝も言ったけど、邪魔な奴らは破壊すればいいのよーん、Aとぼくちんでもー、ドッカンドッカンしちゃえばいでしょ!」



そうだ、なにがケフカ様に逆らおうと、全て破壊すればいい。



「そうですね、ありがとうございます。ケフカ様」




今日感じた胸騒ぎは忘れ、ケフカ様とベッドに沈んだ。

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設定タグ:ケフカ , 夢小説 , ff6   
作品ジャンル:恋愛
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remrem(プロフ) - 一気に読んでしまいました…最高でした泣きました( ; _ ; )素敵な作品を作ってくれてありがとうございます…! (2022年10月22日 0時) (レス) @page49 id: bb3768c104 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - 感動しました。゚(゚´Д`゚)゚。ありがとうございます! (2019年5月13日 23時) (レス) id: d8fc23e026 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ65D(プロフ) - 日紫鬼さん、コメントありがとうございます。そんなに言ってもらって、嬉しいです(^ω^)でへへ (2019年1月25日 15時) (レス) id: 3d1497dd53 (このIDを非表示/違反報告)
日紫鬼(プロフ) - なんかもう…好き(語彙力)本当に面白かったです(´;ω;`)次回作期待してます! (2019年1月15日 21時) (レス) id: aa51966067 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ65D(プロフ) - sugarさん、美しいと言っていただいて嬉しい限りです(^ω^)sugarさんのご期待に応えて、ケフカ様の短編集でも作ろうと思います。(^ω^) (2018年12月18日 16時) (レス) id: 3d1497dd53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒロ65D | 作成日時:2018年9月13日 2時

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