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29・三闘神 ページ30

ガストラ皇帝とケフカ様と私は、封魔壁の前に来た。




「バカな幻獣どもめ!みずから封魔壁を開いてくれるとは。

この扉の先に三闘神が、、、


それさえ手に入ればわしの夢は
完全なものとなる!」




このまま行けばガストラ皇帝がこの世界の神となるのだろうか、


ケフカ様はそれでいいのだろうか




ケフカ様の顔をふと見た、



ケフカ様は妖しく口元を吊り上げて笑っていた





「ホワッホホホッ」



どうやらケフカ様はガストラ皇帝にも言ってない、秘密の考えがあるのだろう。




「早く来い」



ガストラ皇帝に呼ばれて私達は封魔壁の中へと進んだ。







進めば進むほど、感じる魔力はどんどん大きくなっていく




進みきったそこにあったのは







「これが、三闘神、、、」



私は思わず声がこぼれた。


でも、なぜか


初めて見るはずなのに




昔に見たことがある気がする






私達三人が三闘神の前に立った途端
地面が大きく揺れた。

三闘神のある地面が空に浮こうとしているのか




下を覗くともう、地面は小さく見えた



「ファファファ!これが三闘神の力か!
この力、そしてこの魔石の力!

世界は我がものじゃ!」






「ケフカ様、世界はどうなるのですか」


私はガストラ皇帝に聞こえないように、ケフカ様に問いかけた



「ヒッヒッ、さぁね」



「ガストラ皇帝のことです、世界を我がものにしたら、私達はお払い箱

殺されるか、捨てられるかではないですか?」



「どーだろうね〜」



ケフカ様は曖昧に答えた



「ケフカ様は、ティナ達を思い通りに動かされていました、それは



ガストラ皇帝も同じなのではないですか?」




「え?ぼくちんがガストラ皇帝を思い通りに操ってるっていうこと?

まっさかー、ヒッヒッ



どうだろうね」





やっぱり、ケフカ様はガストラ皇帝の行動も手の内なんだ


じゃあ、私も


思い通りに操られてる人形にすぎないんだろうか



「、、、愚問でしたね、ケフカ様」


「そうそう、ぐもんだよぐ、も、ん」




この世界がどうなろうと


私がただの人形であろうとも



私はケフカ様の側にいるだけだ

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設定タグ:ケフカ , 夢小説 , ff6   
作品ジャンル:恋愛
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remrem(プロフ) - 一気に読んでしまいました…最高でした泣きました( ; _ ; )素敵な作品を作ってくれてありがとうございます…! (2022年10月22日 0時) (レス) @page49 id: bb3768c104 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - 感動しました。゚(゚´Д`゚)゚。ありがとうございます! (2019年5月13日 23時) (レス) id: d8fc23e026 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ65D(プロフ) - 日紫鬼さん、コメントありがとうございます。そんなに言ってもらって、嬉しいです(^ω^)でへへ (2019年1月25日 15時) (レス) id: 3d1497dd53 (このIDを非表示/違反報告)
日紫鬼(プロフ) - なんかもう…好き(語彙力)本当に面白かったです(´;ω;`)次回作期待してます! (2019年1月15日 21時) (レス) id: aa51966067 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ65D(プロフ) - sugarさん、美しいと言っていただいて嬉しい限りです(^ω^)sugarさんのご期待に応えて、ケフカ様の短編集でも作ろうと思います。(^ω^) (2018年12月18日 16時) (レス) id: 3d1497dd53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒロ65D | 作成日時:2018年9月13日 2時

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