神の靴の砂

25・もうすぐ ページ26

まだ幻獣達の気配は無い


今夜はもう寝よう




「ケフカ様、おやすみないませ」



「おやしゅみー」








今夜は一緒に寝なくていいみたいだ


自分のテントに移動する途中




「、、、焦げくさい？」





望遠鏡でサマサの村を覗くと


家が燃えて、煙を上げていた




あの中に人が居たら、大変だ






そう思うのが普通なのに





「幻獣達の気配は無い、

火もこちらまでは来ない、




行く必要は、ない」







私の心は、壊れてきているのか






自分のテントに入り、沈む様に寝た








翌朝


朝食の準備をして


テントから出て、ケフカ様を起こしに行く




「ケフカ様、おはようございます、朝食の準備ができました。」




「全然ねれなかった〜」




「どうかなさったのですか？」




「ん〜？もうそろそろティナ達が動き出すだろうなーって思ってたら


楽しみすぎてねれなかったんだじょー」




「そうでしたか、それでは朝食をしっかり食べて、


幻獣を魔石に変えましょう」




「ヒッヒッ、、、そーだね」






ケフカ様が朝食を終え、テントの外からサマサの村を覗いた





するとティナ達が、ケフカ様の仰っていた

三闘神の像があるところへ向かっているのが見えた




動き出した、これからティナ達は幻獣達と和解する。




「ケフカ様」



「ヒッヒッ、、わかってますよ、どうやら向かったみたいですねー



でも、じぃーっくり待ちますよ！



あいつらが幻獣達と馬鹿みたいに笑ってるところ、


一番油断してて、一番幸せそうなとき！





そこでぼくちん達がぶち壊すんだ！」





「はい、ケフカ様」




魔導アーマーに乗ってケフカ様のお役に立てる






ティナとセリス将軍に、顔が見えないように

兜をしっかり被らなくちゃな

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