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11・動きだす ページ12

翌日


ガストラ皇帝からの呼び出しがかかった。



「ガストラ皇帝、ご用件は。」


「ティナの事だ。お前が書いた報告書より、
ケフカが見せたティナの力を見た方が早かったわ。」


「、、、それは、申し訳ございません。」


魔導アーマーに乗った兵士を、たったの3分で倒したらしい。

確かに、私と演習していた時はそれほどの力
出していなかった。



「そこでだ、奴を氷づけの幻獣の調査へ向かわせることにした。」



「そんな、危険です!どれだけ強い力を持っていたとしても、」


「安心しろ、ケフカがつけたあやつりの輪があるだろう」


「そういう問題では、」



「口ごたえか?いいのだぞ、またあの実験をしても、

今度はケフカの魔力を全てお前に移そうか」




「っ!、、、」



その話はしないでほしいと、何度も言っているのに。



「まあ、お前がなんと言おうと、向かわせているがな」



「なっ、向かわせた!?どうして!」



「どうしてだと?ティナはもとよりケフカの隊に送ったのだ、お前はケフカの補佐、

お前にあいつを止める権利などない。

それとも、くだらない友情か?」


「そんな、」


ティナ、私にはなにもできない。

結局、なにもしてあげれなかった。


ごめんなさい。









「ケフカ様、朝食の準備が整いました。
直ぐに運んでまいります。」



「、、、」



「?」


ケフカ様は私の目を見つめたまま
なにも仰らない。

どうかしたのだろうか



「A、なあんか暗いですね〜、な、に、か、ありましたあ?」



「そんな、ことはありません。」



見透かされているのだろうか

この様子だと、
やっぱりケフカ様はティナの事を心配していないんだ。



「それでは、食事を運んでまいりますので」




バタンッ






「いってらっしゃーい





チョット怒ってた?ヒッヒッ、面黒い。


ま、前よりかわ怒ってなかったケドね〜








、、、前?」









数時間後



ティナ、大丈夫だろうか、怪我はしていないだろうか。


じっとできずに自室の中をぐるぐる回っていると

急にドアが激しく叩かれた。



「失礼しますA様!報告したいことが!


幻獣の調査へ向かった、


ティナ・ブランフォードが行方不明です!」









「そんな、、、ティナ、、、!」

12・行方不明→←10・思わない



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設定タグ:ケフカ , 夢小説 , ff6   
作品ジャンル:恋愛
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remrem(プロフ) - 一気に読んでしまいました…最高でした泣きました( ; _ ; )素敵な作品を作ってくれてありがとうございます…! (2022年10月22日 0時) (レス) @page49 id: bb3768c104 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - 感動しました。゚(゚´Д`゚)゚。ありがとうございます! (2019年5月13日 23時) (レス) id: d8fc23e026 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ65D(プロフ) - 日紫鬼さん、コメントありがとうございます。そんなに言ってもらって、嬉しいです(^ω^)でへへ (2019年1月25日 15時) (レス) id: 3d1497dd53 (このIDを非表示/違反報告)
日紫鬼(プロフ) - なんかもう…好き(語彙力)本当に面白かったです(´;ω;`)次回作期待してます! (2019年1月15日 21時) (レス) id: aa51966067 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ65D(プロフ) - sugarさん、美しいと言っていただいて嬉しい限りです(^ω^)sugarさんのご期待に応えて、ケフカ様の短編集でも作ろうと思います。(^ω^) (2018年12月18日 16時) (レス) id: 3d1497dd53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒロ65D | 作成日時:2018年9月13日 2時

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