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晃 sibe
『どうすれば良いんだろう…』
呟いた言葉。
何か悩んでる?表情を一切変えないけど、口には出てる。
思いきって声をかける…?
中村「あ、あっ、あ、の!」
『はい…?な、なんですか…?』
どっちともオドオドしてるから、それから何を話せばいいか分からない。
中村「何か悩んでる…?とか…」
『悩み…?あぁ、男の人と普通に話すにはどうすれば良いかなって…考えてました…』
中村「男の人苦手…?ギータさんとは普通じゃん?」
『ギータさんは、け、結婚してるんで!』
中村「…?じゃあ俺は苦手って事か。」
わざとイジワルっぽく言うと彼女は、
『分かりませんよ…?』
と、少し口角を上げて、イジワルっぽく返す。
中村「俺も女の子って何考えてるか分からないし…」
『異性って分かんないですよね!急にキスとか意味分かんない!!』
中村「キス…?されたん?」
『え、えーっと…小学生の頃…』
中村「……………察した…」
『で、でも、もう大丈夫ですよ…!?』
中村「ゴメン、ね…?でも、Aさん見てると大丈夫じゃなく見えるけど…」
『っ…まぁ…実際は…そうですね…』
中村「俺が練習相手になってあげようか?」
『練習、相手…とは…?』
中村「男に慣れる為の。俺も女子に慣れるチャンスだし、変な事はしないから」
『約束、ですよ?』
彼女は、小指を差し出す。
中村「約束、ね」
指切りをしてから、我に返った。
普通なら、絶対しない事を自分から言ってしまった。
それは、彼女をもっと近くで知りたいと思ったから。
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鈴華 - 短編のリクエストよろしいでしょうか？霊感ありな球団職員ちゃんと武田投手が付き合っているときダイエー時代のエースで若くして亡くなった藤井投手が見守っているお話しを出来たらお願いします (2018年12月3日 7時) (
レス) id: ee6430a06e (このIDを非表示/違反報告)
鈴華 - はじめまして。小説読みました。ドキドキとする展開で面白いです！ (2018年12月3日 7時) (レス) id: ee6430a06e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高橋 華 | 作成日時：2018年11月11日 11時
