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*・ ページ16

『ハァ…ハァ…』


どこに行ったのか分からない。

どこへ行けばいいのかも分からない。


夜の森は鬼の餌場なのに。



「甘露寺さん」




Aちゃんの声が聞こえた。

でも見当たらない


…幻聴?でも意識ははっきりしてるし、可能性は低い



「甘露寺さん。」

見つけた!

『Aちゃん!あなたは人なんて殺してない!全て鬼が悪いのよ!』


伝えないと。


「何言ってるの?」


『だから貴方は人を殺してない!勘違いだったのよ!』


「そんなの知ってるけど?笑 鬼殺隊という鬼に立ち向かって犬死にするだけの馬鹿と一緒に居るのが嫌だから逃げてるんですけど?」


『…何言って


「まだ理解できないの?これだから“馬鹿”は」





「あれぇ?仲間だと思ってた人に裏切られて何も言えなくなっちゃった?」


『___で…』



『そんな演技でAちゃんを演じれると思わないで。』


ボトッ


首が落ちる。


「なっ…」


鬼(なっ…なんて余裕な表情!!見抜かれたようね!!くそ!くそ!)

甘露寺(ヨッヨカッタ〜…本当に鬼だったみたい!Aちゃんそっくりで匂いも似てるから本当だったらどうしようか怖かったわ!)




鬼「…喜んでも、私は本体じゃないわよ。貴方は見抜けたみたいだけど、もう一人のお嬢ちゃんはどうかしら?んふふふ!んふふふふ!」

主(笑い方きも…)



判断力を磨いた柱の甘露寺は即座に見抜き、迷わず処理した______。


が、



『ごめんなさいごめんなさい。許されるとは思ってない、思ってません。叩かないで引き摺らないで殴らないで水につけないで蹴らないで…くださいお願い、お願いします痛い、痛い、辛い、苦しい、知ってる、私が生きてるからいけないの。でも、死ぬ以上に苦しまないと、倍に苦しまないと、私は生きる価値が無くなっちゃう。死んじゃいたい。死んだら逃げれるわけじゃないけど、この村では子供を殺しちゃいけないから、事故で死ねって言われることの方が辛い。死んだらいいのにって言われるの、毎日毎日毎日。それが日常になっていって、それが怖くて、言われるのが当たり前みたいで、言われるのが普通みたいで、でも普通じゃないから、普通じゃなくなって行くことが怖くって…』


甘露寺__いや、鬼が言った

「そんな人だったのね。最悪。鬼殺隊から出て行って欲しいわ。ね?Aちゃん」


いつも太陽のような笑顔の人だった


悪魔のような笑みがAを引きづり込む____。

*・・→←第四章 捜索



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廣岡唯 - 良い話しだよ (4月17日 11時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
おいもちち(プロフ) - 優衣さん» 夢主ちゃんの笑顔見れたので良く眠れました(?)ラストスパート!がんばります! (4月12日 16時) (レス) id: 88768a4726 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 蜜璃ちゃん!叩いちゃった💦でも良かった〜夢主ちゃんの笑顔が見れて😊夢主ちゃんが人殺しじゃなくて😌続き楽しみにしてます✨ (4月7日 17時) (レス) @page20 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
おいもちち(プロフ) - 優衣さん» だよねぇ!(^q^)笑顔の方が素晴らしいぃぃ (4月7日 10時) (レス) @page19 id: 88768a4726 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 私も笑顔\(^-^)/の夢主ちゃんの方が素敵だし大好きだよ😆💕続き楽しみにしてます✨ (3月28日 20時) (レス) @page19 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おいもちち | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mui08081/  
作成日時:2023年12月16日 8時

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