―懸念事項― ページ13
猫猫がでていき、扉がパタリとしまる
その場に残された玉葉妃と壬氏は話を続けていた
話の内容は、Aが性別を変え正体を隠し、玉葉妃を助けた……まあ、二人からすると男性の話である
玉葉妃「それで、あの場にいた面布の
壬氏「いえ、宦官でもないようですし目撃情報もありません。皆口を揃えて言います。面布と聞いて思い付くのはあの少女だけだと」
玉葉妃「そうなのね……」
壬氏「今回公主を助けたもう一人の面布少女、その人と同一人物というお考えはないのですか？」
玉葉妃「あの方は声が完全に男声だったわ。女性にあそこまで低い声をだせるものは、少なくとも私は未だ見たことがありません」
壬氏「あなた様がそこまで言うのでしたら間違いないでしょう」
実際、その面布を被った者は同一人物なのだが、Aの能力、性転換を見破れることの無い二人は兄妹説や親子説を出しあっていた
壬氏「取り敢えず無害そうなのでその男性の事は一旦おいておきましょう。情報が入ったらすぐに知らせます」
玉葉妃「頼んだわ」
そこで一旦話が途切れた
そこで壬氏は、気になっていたことを質問した
壬氏「まさかとは思いますが……惚れていませんよね？」
玉葉妃は目をぱちくりさせたあと、大笑いし出した
玉葉妃「あははっ！流石に顔もわからない人tに惚れたりはしないわ」
壬氏はほっとして胸を撫で下ろした
玉葉妃「ドキッとしたのは事実だけど♥️」
その言葉により彼の心に雪が降ったが、玉葉妃はそんな姿を見て面白そうに笑っている
玉葉妃「貴方が懸念していることは起こらないから安心してちょうだい」
けらけらと笑う玉葉妃にやつれた顔をする壬氏
壬氏「頼みます……。では私はこれで。もう一方の面布少女に声をかけてきます」
玉葉妃「頼んだわよ」
ドアが開き、再び閉じた
部屋では、玉葉妃が恍惚とした笑みを浮かべていた
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snowwhite12firs(プロフ) - 更新有難うございます(^^)主人公のやり取りに面白くて思わず笑っちゃいました。 (12月19日 6時) (
レス) id: 9edbfa47f7 (このIDを非表示/違反報告)
snowwhite12firs(プロフ) - こんばんは‼️次回の更新楽しみです‼️ (12月18日 23時) (レス) id: 9edbfa47f7 (このIDを非表示/違反報告)
snowwhite12firs(プロフ) - 更新、有難うございます(^^)玉葉達を止めたのは主人公だったとは驚きです‼️ (11月12日 20時) (レス) id: 9edbfa47f7 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - でも少し見てみたんですけど、意外と好みです。アニメとか見れてなかったんですけどね。(いつか見ます。) (11月6日 21時) (レス) id: 925f73cb08 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - いえいえ…すいません、うちの友達が (11月6日 21時) (レス) id: 925f73cb08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三斗 | 作成日時：2023年11月3日 13時
