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佐久間side
1度意識してしまうとダメだ。
胃から上がってきそうなものを必死に飲み込む。
渡｢佐久間？｣
翔太起きたみたい。
渡｢袋いる？｣
袋という単語を聞いた瞬間大きく背中が波打った。
急いで口に手を当てるが、指の間から漏れ出る。
翔太が袋を広げてくれたから、バスは汚れずに済んだ。
佐｢うっ、ゲホッゲホッ、うっ、オエッ、うえっ｣
容赦なく背中を波打たせてくる体に逆らうことが
できずに吐き続ける。
翔太大丈夫かな？
もらってないかな？
宮｢んっ？おぉー、佐久間、ゆっくりゆっくり。｣
渡｢結構吐いた。｣
宮｢袋重たそうだもんね。翔太は大丈夫？｣
渡｢今はまだいける。｣
佐｢はぁっ、ごめっ、うぇっ｣
宮｢大丈夫だから、気持ち悪いの先出しちゃお？｣
そっからまた吐いた。
その間に翔太は汚れた手を拭いてくれて
涼太は袋を数回替えてくれた。
佐｢もっ、出ないっ。｣
渡｢顔色悪いぞ。｣
佐｢気持ちっ、悪いのは、治まってない。｣
宮｢もう1回寝る？｣
佐｢はぁっ、寝れっない。｣
涼太がゆっくり背中を撫でてくれる。
宮｢呼吸落ち着かそうか。｣
佐｢はぁっ、はぁっ、うっ｣
渡｢おぉーっ、吐くっ？...出ないか。｣
翔太が広げてくれた袋に思いっきり嘔吐いた。
けど、胃は空っぽなので背中だけが跳ねる。
佐｢うっ、うっ、はぁっ、ケホッ、うっ｣
渡｢うわっ、これしんどいじゃん。｣
宮｢佐久間、水飲んでみる？｣
佐｢うっ、いらっ、ないっ。うぇっ｣
ス｢佐久間さん、着きましたよ。
外に出て外の空気吸いましょう。｣
佐｢うっ、ちょっと、待っ、うぇっ｣
宮｢大丈夫だよ。｣
渡｢こんなに酔うって珍しいな。｣
宮｢ちょっと体熱いから熱あった？｣
佐｢いや、ないっ、と思う。｣
渡｢朝寝坊してるからそれどころじゃなかっただろ。｣
佐｢んっ、今いける。｣
宮｢翔太、いける？俺ここ片付けるわ。｣
渡｢うん。｣
俺のゆっくりな歩調に合わせて足を進めてくれる。
佐｢はぁっ、気持ち悪っ、うぇっ｣
渡｢佐久間、つらいだろうけどとりあえず外出よ。｣
そのまま引きずられるように外に出た。
少し冷たい空気がちょうどいい。
佐｢ふぅ、うっ、ふぅー｣
いい感じの切り株に腰を掛けて、呼吸を整える。
渡｢さっきより落ち着いたな。｣
佐｢うん、ごめんね。翔太しんどくなってない？｣
渡｢大丈夫。｣
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るー(プロフ) - あさん» ありがとうございます！考えていたストーリーがあって、ちょうどコメントいただいたのでよかったです！少々お待ちを！ (2022年12月9日 20時) (
レス) id: 5df2c9d246 (このIDを非表示/違反報告)
あ - idは違うんですけど下の文章も私なので別に気にしないでください！ ありがとうございます！ 楽しみに待ってます (2022年12月9日 19時) (レス) id: d3bf7cd289 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 楽しみです。 (2022年12月9日 19時) (レス) id: d3bf7cd289 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 返信遅くなってしまい申し訳ありません 別に作品を作ってくれるんですか？ ぜひお願いします 楽しみに待っています。 (2022年12月9日 11時) (レス) id: 48bea992cb (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - あさん» あ様、リクエストありがとうございます！新しいジャンルですね！もしよかったら別に作品を作ろうと思っているので、そこにいただいたお話を入れさせてもらってもいいですか？ (2022年12月5日 20時) (レス) id: 5df2c9d246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るー | 作成日時：2022年10月12日 1時
