ヴァンパイアの世界で (ページ45)

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佐久間side

深｢…っま！っくま！佐久間！！｣

佐｢はっ！｣

深｢大丈夫か？
ちょっと苦しそうだったから起こしたんだけど。｣

佐｢ありっがと。確かにちょっと苦しいかも。｣

深｢血足りてないんじゃない？｣

佐｢いつ出れるか分かんないのに、ガバガバ飲めない。｣

深｢檻の中だと大我襲ってしまう可能性あるから、
とりあえず残ってる4本飲んどけ。｣

佐｢全部？なくなっちゃうよ！｣

深｢いいから！｣

岩｢佐久間、その中で暴走されたら大我を助けれない。｣

佐｢…わかった。｣

ふっかに言われた通り、4本とも飲んだ。

1本だけ残そうかと思ったけど、

ふっかが睨んでくるからできなかった。

深｢悪かったな。でも、分かってくれ。
みんな、お前の命も大事なんだよ。｣

佐｢うん、分かってる。ありがとう。
…大我、きちんと寝れてるね。｣

宮｢このまま、寝かせてあげよう。
ちなみに翔太もずっと寝てる。笑｣

佐｢奴らが来るとしたら、明け方ぐらいか？｣

深｢どうだろうね？気抜いてる時に来そうだけど。｣

岩｢今の状況で来なかったら、関係ないんじゃない？｣

宮｢確かに、寝てる人がいるのにね。｣

岩｢今のうちに見回り行ってくる。
もし、日が出てたら出口が分かるかもしれないしね。｣

宮｢俺も一緒に行く。｣

深｢頼んだ。俺はここの見張りしとくよ。｣

2人は見回りに行った。

けど、出口は見つからなかったらしい。

どうやら敵が現れるのを待つしかないみたいだね。