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佐久間side
しばらくして、阿部ちゃんが帰ってきた。
次の任務は誘拐された人の救出らしい。
阿｢じゃあ、任務内容言っていくね。｣
阿部ちゃんが封筒を開ける。
阿｢え？佐久間、今日大我に会った？｣
佐｢大我？家で会ってるけど？｣
阿｢ってことはその後か...。｣
佐｢どういうこと？誘拐されたのって大我？｣
阿｢...そうみたい。｣
佐｢え？敵が来てたってこと？｣
阿｢佐久間、落ち着いて。説明するから。｣
佐｢...ごめん。｣
阿｢今回救出するのは京本大我。16歳男性。
ヴァンパイアにとって、特別な血の持ち主。
みんな知ってると思うけど、一応ね。
場所はここ。車で3時間ってとこかな。｣
深｢今回の任務は2週間待ってられないから、
今日急に言われたってことだな。｣
岩｢よし、各自準備して1時間後集合！
佐久間、今のうちにアルのとこ行ってこい。｣
佐｢うん！行ってくる！｣
佐｢アルー！｣
ア｢大介、そんな急いでどうしたの？｣
佐｢今から、任務に行くからあんま時間ない。
任務で使えるように小分けでもらえる？
これ、阿部ちゃんが作ってくれた1口分の水筒。｣
試験管みたいな水筒をアルに5本渡した。
ア｢これ足りるの？｣
佐｢とりあえずの水分補給だから。
さすがに、数日使う任務の時はご飯用の方持ってく。｣
ア｢はい、水筒。｣
佐｢ありがとう！またご飯用もらいに来る！｣
佐｢ただいま！｣
渡｢佐久間、ほら！｣
翔太が俺の武器を渡してきた。
俺が行ってる間に、準備してくれたみたい。
佐｢翔太、ありがとう！｣
渡｢気づいたのは俺だけど、ほとんど準備したのは
涼太だから。お礼はあいつに言えよ。｣
佐｢照れてやんの。翔太もありがとう。｣
渡｢...おぉ。｣
佐｢りょーたー！準備ありがとう！｣
宮｢どういたしまして。｣
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作者名：るー | 作成日時：2022年7月28日 23時
