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佐久間side
んー、やばいかも。
血、欲しい。
やだ、飲みたくない。
苦しい。
...もうヤダ。
阿｢佐久間、抱え込まないよ。｣
佐｢...阿部ちゃん。｣
阿｢今、みんないないからちょっと質問させてね？
スキンシップがなくなったのは、襲わないため？｣
ビクッ
阿｢そっか。俺、寂しいんだけど。｣
佐｢今はダメ。｣
阿｢えー、じゃあいつならいいの？｣
佐｢阿部ちゃん、意地悪しないで...。｣
阿｢バレたか。笑
あと、大我にいつまでも今日は帰れない。じゃ無理だと
思うから、体調不良で俺が預かってることにしてる。｣
佐｢ありがとう！｣
ガチャ
阿｢え？｣
な、んだこれ。
堪んない。
欲しい。
欲しい。
俺に血をくれ！
佐｢...ダメっ！｣
京｢...大ちゃん？｣
阿｢大我！扉閉めて！｣
佐｢阿部ちゃん、俺を止めて...。
ヴワァッ！｣
阿｢佐久間！｣
ガブッ
阿｢いっ、佐久間、深呼吸だよ。｣
佐｢はっ、はっ、っ！阿部ちゃん！｣
阿｢大丈夫...。｣
気づいたら阿部ちゃんの腕をガチ噛みしてた。
血が...ダラダラ垂れてる。
ゴクッ
佐｢止血...、血を止めないと！｣
阿｢佐久間、つらいでしょ？自分でやるから。
ちょっと外行くね。｣
ガチャ
阿｢ふぅー、結構やられてんじゃん。笑｣
京｢阿部ちゃん！どういうこと？
大ちゃん体調不良じゃないのっ？ヴァンパイアなの？｣
阿｢大我...、ごめっ、ちょっと。｣
京｢冷や汗すごいよ？吸血された？｣
阿｢されて、ない。痛すぎるんだけど。｣
京｢めっちゃ腫れてる...。骨折した？｣
阿｢っぽいよね。笑｣
宮｢阿部？...なんで大我？｣
阿｢大我が入った瞬間、佐久間急変して止めたら
ガチ噛みされてた。骨いったっぽい。笑｣
渡｢笑いごとじゃねーだろ。病院行ってこい。｣
京｢ごめん、俺。普通に体調不良だと思って...。｣
宮｢まぁ、隠してたからね。
とりあえず、大我はすぐに帰った方がいい。｣
渡｢ほんで、阿部ちゃんは病院に行く。｣
阿｢はい、行ってきます。｣
ガチャ
深｢あれ？2人だけ？｣
岩｢ちょっと、色々あって。
とりあえず佐久間はそれ飲め。｣
佐｢...ふぅっ、ヤダ。｣
岩｢ったく。いつまで維持張る気だ。
佐久間が自分をコントロールできるようになれば
誰も傷つかない。まずは、体のことを考えろ。｣
深｢なに？全然分かんないんだけど。わら｣
岩｢大我が来てしまって、止めた阿部が怪我。
それで骨折っぽいから翔太と舘さんで病院行ってる。｣
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作者名：るー | 作成日時：2022年7月28日 23時
