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佐久間side
佐｢ヴァアアアアアア！！！｣
ア｢っ！大介！｣
佐｢っやだ！！っごめ、離れて！｣
俺はアルを噛みかけて、とっさに離れた。
ア｢大介、怪我で血が足りないんだよ！
苦しいはずだよ？呼吸が乱れてるよ？｣
佐｢はぁ、…くふっ、もう、十分もらったのに…。｣
ア｢おやつ程度の量じゃ、無理だよ。｣
阿｢佐久間！｣
岩｢アル、怪我はないか？｣
ア｢僕は大丈夫。でも、大介が…。｣
深｢佐久間、隣いい？｣
佐｢…ダメ。今、俺危ない。｣
深｢お前、俺を舐めすぎ。わら｣
ダメって言ったのに。
ふっかは俺の横にしゃがんだ。
深｢ちょっと意地悪な選択させるね。
俺の血を飲むか、アルの血を飲むかどっちか選んで。｣
佐｢…ほんとにっ…意地悪じゃん。｣
深｢だって、このままじゃ佐久間が苦しいままだよ。｣
佐｢…………(ボソッ)アル。｣
深｢よく言えました。｣
阿｢アル、お願いします。｣
ア｢大介、おいで。｣
佐｢ガブッ！｣
俺は夢中だった。
みんなが見てるとか考えられなかった。
まだ、まだほしい。
もっと。
もっと。
もっと。
やばい、止まらない。
佐｢っ！ごめん！吸いすぎた？｣
ア｢結構いったね。笑
でも、まだ足りないでしょ？｣
佐｢もう、大丈夫。｣
ア｢今は自分のことだけ考えてほしいのに。｣
渡｢ま、顔色マシになったし、今日は許してやる。｣
佐｢にゃは、ありがとう。｣
宮｢でも、今日家には帰らない方がいいんじゃない？｣
佐｢俺、大我に何するか分かんないもんね。｣
岩｢じゃあ、みんなで寝るか。｣
大我に今日帰れない。とだけ連絡してみんなで寝た。
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作者名：るー | 作成日時：2022年7月28日 23時
