【斉木楠雄のΨ難】Ψ高でΨ悪の超能力者

第38xΨ色兼備？なメイドさん。　4 ページ45

鳥｢いやー。何か可愛い子が居ると思ったら斉藤さんだったんスねー。｣


｢あはっ。可愛いだなんてありがとっ♪
それじゃあ私はこれで…… 鳥｢おい。｣はい。｣





呆気なく手首を掴まれて鳥束から逃げられなくなった私は大人しく鳥束の隣に座る。

うーむ…。どうするものか……。


私は楠子ちゃんになっているくーちゃんにテレパシーを送った。




『くーちゃん聞こえる？』


楠『あぁ。』


『緊急事態発生。たまたま来ていた鳥束に捕まりました吐きそうです。』


楠『分かった。僕もすぐそっちに向かおう。あと鳥束には存分に吐いてもいいぞ。変な事されたらわき腹に一発キメろ。』


『らじゃ。』




テレパシーを終えて鳥束を横目で睨む。
マジでコイツには会いたくなかった。最初にくーちゃんと燃堂が来たときに鳥束も来る系？、とか思ってたんだよ。
マジで来やがった。




鳥｢いやー。本当いい体してるっs… ｺﾞﾌｯ!!


｢フラグ立つフラグ立つ。お前は変態オヤジか。｣




くーちゃんの言うとおりでわき腹をぶん殴ると痛そうにお腹を抱えてうずくまる鳥束。
ざまぁ。

しばらくしたら可愛らしいメイド服を着た楠子ちゃんがやってきた。





鳥｢あれっ。可愛い子ちゃん発見！そこのピンク色の髪の毛の子！おいでおいで。｣


楠(ｺｸｯ


『お帰り。くーちゃん。』


楠『すまない遅くなったな。A。この店に眠り薬はあるか。』


『眠り薬……。あ、あるある！ここの店長さん不眠症だか何だか言ってたから店長さんが持ってると思う。』


楠『今すぐ拝借して来てくれ。鳥束の料理に混ぜて眠らせれば鳥束が眠っている間にテレポートさせて帰らせる事ができる。』


『はー。なるほどね…。分かった。店長さんから貰ってくる。その間鳥束よろしくね。』


楠『ああ。』






私は席を立ち去って店の奥にいる店長さんの元へと走る。




｢店長さぁーん。います？｣


店｢え？あ、Aちゃんか。何だい？｣


｢店長さんって眠り薬？的な物持ってますよね？｣


店｢睡眠薬の事かい？｣


｢それ一粒下さい。｣


店｢えぇっ…！この薬がいくらだと思ってるの!?私専用にお医者様が調合して下さった。超強い効き目があるから凄く高くて… ｢超強い効き目があるならなおさらじゃい。ごちゃごちゃうっせぇからさっさとよこしな。｣ はいぃっ！｣





半分脅しで頂いた薬を片手に、私はくーちゃんのいる席へと戻った。

第39x　Ψ色兼備？なメイドさん。　５→←重要(？)なお知らせ！

ラッキーアイテム

六神通のポスター

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す