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第19x 救Ψした人物〜木Ψを求めて〜 3 ページ22

一時間後



楠『…………遅くないか?』


「遅いねぇ。何やってんのかな…。」


楠『仕方ない。千里眼で見てみる。』


「うん。」



くーちゃんは読んでいた本を閉じて千里眼を使って灰呂くんの様子をしばらく見ていた

くーちゃんがふとため息をつく。




楠『アイツ…。木丸々一本背負ってたぞ。』


「バカでしょ。それ絶対バカでしょ。」


楠『だが灰呂ならしかねない事だ。仕方がないだろ。』


「何なの?木に縛り付けられて脱出してきた人なの?」



私はやれやれと頭をかいた。
下手に私とくーちゃんでゲートを直すのもアレだしね…。

するとまたくーちゃんが声をあげる。



楠『アイツ木に乗って滑ってるぞ。』


「いったい何がおきた。何か話の内容がめちゃくちゃすぎるぞ。」


楠『木の中で菌が繁殖したとか何とか…。』


「よし、諦めようか。」



私は鞄を持って歩き出そうとした。


ズッシャアァアアァアァアア!!!!



「わっ!…って、灰呂くん!」


灰「すまない。危なかったな。」


楠『いや今のがAに当たってたら凄い事になってたぞ。』



汗だくの灰呂くんが滑り込んできたのを私は慌てて避けた。


灰「よし、これで明日の朝には仕上がりそうだな。」


?「いや、もっと早く終わるぜ!」



ふとした声に、私達は顔を向ける。


そこには沢山のクラスメートたち。




灰「お前ら…どうして!?」


男「部活してたら、お前が丸太に乗って滑っていくのが見えたんだ。」


女「いつも助けられてるしね。」


男「俺達も手伝うぜ!」



そんなクラスメートの絆に感動したのか灰呂くんと皆は円陣を組みだした。


楠『「いや、円陣はいいから。」』



####################################


灰「出来たぁああぁあ!!」



やっと完成したゲートを見て皆は盛り上がる。


私とくーちゃんも、まぁ悪くない。
と言うように顔を見合わせて苦笑いした。




男「でも何で今頃体育祭の準備してんだ?まだ一月も先なのに。」




え、




その言葉にクラス皆が固まる。
しかし灰呂くんは愉快に笑った。


灰「何を言ってるんだ!一月なんてすぐじゃないか!」


























あ、やっぱコイツ面倒くさい。
クラスの皆が一斉にそう思った瞬間だった。

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ユカリ - あさん» あ...。......すいません(土下座)。かんっっぜんにその設定忘れてました!!!!ホンットすみません!! (2017年8月16日 11時) (レス) id: 6acccba493 (このIDを非表示/違反報告)
- 最高に面白いのですがくーちゃんの女体化には二時間程かかるんですよ(小声) (2017年8月13日 1時) (レス) id: 538187bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - 浅緑桜さん» 気付くのが遅くてすみません!すぐに画像を外させていただきます! (2017年7月22日 15時) (レス) id: 336347da23 (このIDを非表示/違反報告)
浅緑桜(プロフ) - お話面白かったです。が、表紙のあの画像は危険ではないですかね?無断転載になりますよー (2017年5月16日 1時) (レス) id: 638a6231c6 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ - 日波輪廻さん» ありがとうございました! (2017年2月20日 14時) (レス) id: 983928885d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユカリ | 作成日時:2016年8月29日 17時

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